金融市場の混乱により、ビットコインの安全資産としての側面が連日メディアで報道されています。
米仮想通貨分析企業メサーリのダン・マクアードル氏は9日、ビットコインと金の類似性を指摘しました。
要点
ビットコインが金と同じ値動きを辿るなら過去最高値更新へ
I would not be surprised if BTC performs like gold did 2008-2011. Initial spike on fears of crises, big fall as liquidity crises actually sets in, followed by even bigger rise as real debt/sovereign/currency fears take hold. https://t.co/VqUporq2xE
— Dan McArdle (@robustus) August 7, 2019
BTCが2008年から2011年に金のように機能しても驚かないでしょう。危機に対する恐怖の最初の急上昇、流動性危機が実際に始まると大幅に低下し、その後、実質の債務/ソブリン/通貨の恐怖が定着するとさらに大きく上昇します。
仮想通貨企業の研究者でもマクアードル氏は上記のツイート。
ビットコインが今後2008年からの金のような値動きをしても驚かないと見解を述べています。
それはつまり、ビットコインが今後再上昇し、過去最高値である200万円をこえても驚かない、ということです。
以前から金とビットコインの値動きの類似性はコミュニティーの間で度々話題になっていました。
上記の記事は昨年7月のものですが、金とビットコインのチャートを比較するとかなり似ていることがわかり、マクアードル氏が述べるように、ビットコインが今後金と同じ値動きを辿るのであれば、200万円どころか1000万円程度まで価格が上昇することになります。
金融市場の混乱でビットコインに可能性
マクアードル氏のように、連日の金融市場の混乱により、これまで関係のなかった既存の金融市場関係者がビットコインに注目し始めています。
同氏が引用しているパル氏も先日、金融危機が懸念される中、「ビットコインに可能性」があるとツイート。
また、フォーブスといった主要メディアもビットコインの「安全資産」としての価値を報道しており、これらは間違いなくビットコインにとって大きなターニングポイントを迎えているといって良いでしょう。
今後も安全資産としての価値が認められれば、さらなる認知拡大とマクアードル氏が指摘するように価格の上昇に期待できるかもしれません。
まとめ
米仮想通貨分析企業メサーリの研究者、ダン・マクアードル氏は9日、Twitter上で見解を示しました。
それによると、ビットコインは2008年以降の金と同じ値動きになってもおかしくないとし、ビットコインが過去最高値を超えることを暗示しました。
直近でもこの他にも多くの金融市場関係者がビットコインに注目し始めているので、今後も金融市場の関係性に注目でしょう。