日本の大手仮想通貨取引所GMOコインが、12月の取引高ランキングを発表しました。
このランキングによると、XRPは販売所取引高1位・取引所取引高2位を獲得しています。
このことから、世間のXRPに対する関心はまだまだ薄れていないことが伺えるでしょう。
BTCを超えるXRPの取引高
仮想通貨取引所GMOコインは、XRPが販売所における取引高1位であることを公開しました。
販売所は取引所とは異なり、ユーザーと企業間で通貨のやり取りがされるので、BOT(自動売買)による取引高のかさ増しがありません。
その為、かなり信頼性の高いデータであると言えるでしょう。
また、取引所でもビットコインに続き2位の取引高を維持していることから、ユーザーの関心はまだまだ失われていないことが伺えます。
買い支え層が厚い
XRPの取引高が多かった理由として、SEC提訴問題が起きたことが大きな要因だと考えられています。
実際に、一時的に売り圧が大幅に増えた影響でXRPの価格は50%以上下落しました。
多くの投資家が、ニュースに悲観してXRPを手放していきました。
それでもコロナ禍の水準を割ることはなく、現在30円前後を推移しています。
これはつまり、2020年上旬~中旬頃よりも買い支える層が非常に増えていることを意味しているでしょう。
SEC提訴問題により次々と投資家が逃げていったかのように見えましたが、取引高が激増した分だけXRPは購入され続けていますので、逆にプラスに捉えることもできます。
まとめ
今回は、XRPがGMOコインの販売所取引高で1位になったニュースを取り上げました。
取引高が多いということは、売る投資家も多い一方で買う投資家も多いことを意味します。
仮想通貨は関心が無くなったものが淘汰されている世界です。
しかし、取引高的に見ればXRPはビットコインと同じレベルの関心を集めています。
これだけ投資家の関心が高いのであれば、まだまだ復活の余地はあると言えるでしょう。