ビットコインは100万円の高値をつけてから調整の雰囲気をみせていますが、200日移動平均線の攻防は継続しています。
今回は200日移動平均線をもう一回復習しつつ、現在のビットコイン状況をまとめました。
要点
ビットコインは200日移動平均線を巡る攻防へ
このブログでも何度もお伝えしていますが、ビットコインは現在、200日移動平均線が位置する100万円をめぐる攻防が続いています。
ビットコイン円 日足 2019年4月~
ビットコインは昨年4月に200日移動平均線をブレイクしましたが、その際は価格が一気に上昇し、150万円まで上昇しました。
200日移動平均線は、過去200日間(6カ月)の終値を平均化したものなので、その数値を上回る・下回るということは、相場が中長期で強いか・弱いか(上昇トレンドか下落トレンドか)を知ることができる指標なのです。
基本的には、数週間から数カ月のトレンド知ると考えてよいでしょう。
ビットコインは2019年4月以降、9月・10月にいずれも200日移動平均線を上抜け・下抜けしましたが、その際も価格が大きく動きました。
そして、100万円に位置する200日移動平均線に近づいている現在のビットコインは、中長期的にも重要な局面にいるといえます。
仮に100万円を超えていければ、再び110万円、120万円方向へのシナリオも浮上しますし、突破できない場合は再び80万円方向の調整の可能性が出てきます。
中長期的なトレンド転換はあるか
このように、中長期で重要な局面にいる際は、短期的な値動きと併せて中長期の視点ももちたいところ。
昨年末から何度もお伝えしていますが、多くの専門家は今年の仮想通貨市場にポジティブな見通しを述べており、とある分析企業は2月にビットコインの価格が100万円をこえるのは95%というレポートを発表していました。
これ以外にもリップル社やブルームバーグ、著名アナリストらがポジティブな見通しを立てていたので、それらを踏まえた上でビットコインが100万円を超えていけるかに引き続き注目したいところです。
まとめ
ビットコインは100万円の高値をつけてから調整の雰囲気をみせていますが、200日移動平均線の攻防は継続。
そのため、ビットコインは引き続き中長期で重要な局面にいるといえ、200日移動平均線の近くにいるうちは値動き動向が注目となります。
昨年末から、2020年は多くの専門家がポジティブな見通しを立てていたので、現在は短期的な動向はもちろん、中長期の動向も視野にいれて相場動向を追っていきたいところです。