仮想通貨の仕組み

アブラCEO「機関投資家がまだ参入していない」仮想通貨市場はこれから価格が上昇する!?

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仮想通貨投資アプリを提供するアブラ(Abra)のCEOビル・バーハイト氏は、仮想通貨市場にとって今年は「大変なことになる」とBUSINESS INSIDERのインタビューで発言しました。

本日はこのニュースの要点をお伝えします。また、機関投資家についても解説するので参考にしてください。

 

アブラとは?ビル・バーハイト氏の主張

アブラはアメリカのスタートアップ企業です。仮想通貨アプリがすでにリリースされており、注目を浴びている仮想通貨企業でもあります。

アプリは仮想通貨の購入、保管、送金が全て可能です。

アブラがすごいのは設立が2014年であり、アプリのテスト版のリリースが2016年に行われているということです。ビル・バーハイト氏はかなり先見の明がある人物といえるかもしれません。

今回はメディアで「欧米の機関投資家が仮想通貨市場に参入していない」と発言しました。

 

ビル・バーハイト氏の発言まとめ

ビル・バーハイト氏は仮想通貨市場に、欧米の機関投資家が参入していないとしながら、同時に「魅了的だ」とも発言しています。まとめは以下になります。

①今年は仮想通貨市場に欧米機関投資家が参入する

②いったん、機関投資家のマネーが入れば、どんどん仮想通貨市場は盛り上がる

③理由は仮想通貨市場のボラティリティーとブロックチェーンの将来性

 

機関投資家とは?ビル・バーハイト氏の根拠

機関投資家は銀行、生保、証券会社、投信運用会社、ヘッジファンドといったいわば投資のプロです。これらに共通しているのは、個人ではなく、法人で顧客の資産を預かって莫大な金額を運用しているところです。

その中でも、ヘッジファンドは運用する額がケタ外れです。世界最大級のブリッジウォーター・アソシエイツの2017年の運用額は約13兆円でした。

 

ビル・バーハイト氏の根拠

ビル・バーハイト氏の主張の根拠はわかりやすく言うと「まだ多くのお金が仮想通貨市場に入ってきていない」ということです。莫大な額を運用する機関投資がまだ仮想通貨に参入していないからですね。

インタビューでは、ビル・バーハイト氏は本人周辺のヘッジファンド、資産家などと「大きなチャンス」と話しているとのことです。また、今年は機関投資が参入することにより「大変な年になる」と強気の姿勢をみせています。

 

本当にビル・バーハイト氏の主張は当たるのか?今後の課題

仮に、ビル・バーハイト氏の主張がその通りになれば、間違いなく仮想通貨市場は盛り上がります。しかし、機関投資が参入できないのは理由もあるのです。

一番の原因は投資環境の問題です。上でも述べた通り、機関投資は顧客のお金を預かって運用している以上、仮想通貨のような法整備が完全でない商品には投資ができないのです。

万が一問題が起こったときに、会社の信用が失われてしまうからですね。

昨年12月にはアメリカの大手証券取引所にビットコインの先物が上場され話題となりましたが、今後もそうした動きが世界的に広まるかがひとつのキーポイントになりそうです。

なぜなら、日本でいう「東証」のような公式の取引所に仮想通貨の商品が上場されれば、機関投資家が「安全」と判断し投資を行えるからです。そうすれば、ビル・ハーバード氏のいうように、どんどん莫大な金額が仮想通貨市場に流れ込んでくるでしょう

参照元:http://www.businessinsider.com/abra-ceo-bill-barhydt-institutional-investors-crypto-price-2018-3

 

多くの世界的企業CEOはブロックチェーンに対しポジティブな姿勢をみせている

今回はビル・バーハイト氏のインタビューでしたが、先月はTwitterのCEOがビットコインに対し「世界共通通貨になる」と発言し、話題となりました。またオンライン決済PayPal創業者もビットコインを支持しているので有名です。

このように、世界のリーダーたちはブロックチェーンの将来性を高く評価しています。そのことを考えると、仮想通貨市場に機関投資家が参入するのも、時間の問題かもしれませんね

 

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今年は、SBIも参入が決まっており、仮想通貨業界は衰えるどころか、2017年以上に盛り上がりをみせています。

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