17日は全面安の展開となったビットコインおよび仮想通貨市場ですが、17日夜に一段安の展開となっています。
直近の相場動向をまとめました。
要点
ビットコイン一段安で再び仮想通貨市場全面安
既報の通り、17日のビットコインおよび仮想通貨市場は、前日比で数パーセント台の下落となり全面安の展開に。
直近では市場のボラティリティー(変動率)も低くなっていたため、下落はしたものの、久しぶりに動意づいた1日となりました。
上記の記事でもお伝えしましたが、17日時点ではまだ74万円をたもっていたものの、当日夜に重要なサポートが決壊。
ビットコイン円 5分足 17日~
本稿執筆時点ではおよそ73.5万円で推移。
昨日お伝えした通り、73万円から74万円は中長期のサポートラインでもあるため、現在は微妙な価格帯で推移しています。
ただ、サポートラインで踏みとどまれば一定の買いが入り反発する可能性も。
まずは11月25日につけた安値71万円をみにいくのか、そこを割り込んで下落するのかに注目したいところです。
今後の展開は?年末相場への鍵
こちらも当ブログで繰り返しにはなりますが、年末相場は例年価格がよく動く時期でもあり、今週の展開次第では年末相場へむけて一気に価格が動く可能性も。
シナリオ的には上下どちらとも考えられ、11月25日に記録した安値71万円、心理的節目70万円が決壊すれば、年末に60万円まで下落する可能性もおおいにあり得るでしょう。
反対に、上記でも述べたようにここで大きく反発することができれば、売り圧力が抜けて再び上値トライをするシナリオも考えられます。
いずれにせよ、現在は微妙な位置で推移しているため、今後数日間の価格動向が重要になりそうです。
まとめ
17日、硬直していたビットコインは久しぶりに動意づいた1日となり、前日比で数パーセントの下落。
夜には直近安値を更新しており、仮想通貨市場全面安の展開が継続しています。
ビットコインに関しては現在、中長期で需要なサポートとなる価格帯に接しているため、今後数日間の値動きは注目。
展開次第では、アルトコインを含めた年末の大相場への入り口になる可能性もあるので、引き続き価格動向は注視していきたいところです、