ビットコインは7月30日も陽線となり、10日連続陽線という歴史的な記録となりました。
一方で週末の動きで、8月1日夜間から短期サポートを割っていますので、
週明けは連続陽線後の反動も心配をしなければいけない局面に来ています。
ビットコインの8月2日の概況について解説します。
(この記事は8月2日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
7月30日午前7時からの動き
7月30日午前7時、433万円で推移していたビットコイン、
午後6時に短期サポートの430万円をブレイクし、420万円まで下落します。
ただ下げは限定的となり、7月31日の午前4時から急遽上昇、午前9時には464万円まで一気に上昇をします。
この時点で日足陽線が10日間連続を記録しましたが、その後は7月31日、
8月1日共に上値を明確に追っていく動きにならず、連続陽線記録は途切れ、
8月2日午前7時現在は短期サポートを割った451万円で推移する展開です。
日足10日連続陽線後の反動は?
チャートはドルベースの日足チャートです。
7月30日の記事では8日連続で終了気配と書きましたが、
東京市場が始まるまでに辛うじて陽線に戻し、更に次の日上昇したため、
連続陽線記録は過去最高値の8日連続を上回り、10日連続に伸ばしてきています。
一方で、大型連続陽線が発生した後は大きな調整が入りやすくもなります。
短期サポートが現在ブレイクされた状態で、8月明け本番の相場を迎えるため、
1日-4日程度、反動で急落を経る可能性があるかも知れません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは短期サポートが450万円を下回ったことによりブレイクされており、
短期的な底値を探しにいく展開から始まります。
中期サポートが419万円の位置にありますが、ここも機能しないと400万円を一気に割れてくる可能性もあるでしょう。
一方で押し目待ちの動きも強そうなため、反発するときは早そうです。
大きく下げたときは積極的に買ってもいいでしょうが、反動は大きいと予想され、
390万円程度まで下げる可能性がありそうです。
まとめ
ビットコインは週末に10日連続陽線を記録し、最高記録を更新しました。
一方で、8月2日午前7時現在は短期サポートがブレイクされており、反動が懸念される状態から始まります。
中期サポートの419万円を割れると、利食いの動きが加速し、400万円も割れる可能性があり注意が必要です。