ビットコインの週明けの動きは、441万円まで下がったものの、切り返し463万円まで買われる小高い展開になりました。
ドル円が118円台に突入し、120円を伺い始め、国際資産のビットコインに日本勢が注目し、
追い風となっているようです。
ビットコインの3月15日の概況について解説します。
(この記事は3月15日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
3月14日午前7時からの動き
3月14日午前7時、454万円で推移していたビットコイン、先物市場明けは売りから入り、
午前9時には441万円へと下落します。
ところが円安を背景に、株式市場が持ち直してきたことから日本時間にじわじわと買い戻される展開に、
中期サポートが機能し、午後6時には463万円へと上昇します。
その後はNY時間に特に動きはなく、午前7時現在は再び462万円に戻して推移する展開です。
118円への円安が追い風か?ドル高ビットコイン安に注意!
今回の日本勢の動きは、ドル円がおよそ2016年の水準の118円に突入しており、
更なる円安方向が期待されることから、円安を背景に日本勢の投資意欲が回復してきたと考えられます。
ただ、ドル高のときはドルの代替資産としての需要が無くなり、ビットコインは売られやすいため、
早晩この動きの火は消される可能性もありそうです。
今は価格が落ち着いていますが、後者の方がファンダメンタルに与える影響は大きく、
今回の動きは短命に終わる可能性が高いため、高値掴みに注意しましょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、夜間から448万円の位置へと短期サポートが切り上がります。
まずはここを下回らずに安定推移していけるかに注目したいところです。
レジスタンスは昨日と変わらず、467万円の位置に短期レジスタンスがありますが、
ここを抜けて、482万円の爆発ポイントを超えれるかに注目です。
2022年は方向感なく彷徨っている動きが多く、反発も短期で終わるかもしれません。
まとめ
ビットコインの週明けの動きは、441万円まで売られたものの、その後は円安を追い風に反発の動きとなっています。
円安は日本勢からの買いを誘うものの、基本的にはドルの代替資産としてビットコインを買う動きが減退するため、
短命で終わる可能性がありそうです。
高値掴みにならないように注意しましょう。