4月15日に短期サポートをブレイクしたビットコインでしたが、4月16日は小動きとなりました。
最高値を更新し続けることが出来なかったため、中期レジスタンスが発生し、
流れが読みにくい難しい相場に入ったようです。
4月16日金曜日から週末にかけて、仕掛け的な動きが出て来るかもしれません。
ビットコインの4月16日の概況について解説します。
(この記事は4月16日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
4月15日からの動き
4月15日午前7時、686万円で推移していたビットコイン、日本時間では午前9時に691万円まで上昇します。
その後は、午後8時に677万円まで下落したものの、このタイミングで短期サポートが発生、4月16日の午前6時には693万円まで戻し、切り下がっていた短期レジスタンスをブレイクしています。
短期レジスタンスをブレイクしているものの、上を目指す展開にはならず、上値は重そうな動きになっています。
週末は仕掛け的な動きに注意
金曜日から週末にかけてビットコインは基本的に動きが少なくなります。
週末は先物市場が動いていないため、機関投資家の動きが無くなるためです。
一方で板が薄くなるため先週の土曜日の買いのように、仕掛け的な試しを行う場合もあります。
今の状況はいい動きと悪い動きの両面が見えるため、上か下かどちらかに大きく振って来る可能性があります。
どちらかというと最高値更新の後目標を失っており、下に振りやすい水準のため注意が必要です。
本日のサポート&レジスタンス
4月15日の早朝ブレイクされた短期サポートが、夜に入り再び発生しています。
短期サポートは676万円のところに切り上がっており、この水準を下回ると再び黄信号点灯です。
中期サポートの669万円を下回ったら、一度冷静になるところでしょう。
レジスタンスは短期レジスタンスがブレイクされたばかりですが、ブレただけのようで、
710万円の中期レジスタンスを意識した方がいいでしょう。
中期レジスタンスが定着してくると、数日に渡って相場の重しになっていきますので、
本日中にも最高値を更新する勢いが上に行く場合は必要です。
牽引役の日本時間に期待したいところですが、本日はあまり期待できません。
日本時間に大きな売りが出てきて、短期サポートを割った場合は注意が必要です。
まとめ
ビットコインは4月16日、最高値を伸ばすことが出来ず難しい相場に入った模様です。
中期サポートの669万円を下回ったら、一度相場から離れた方がいいでしょう。
金曜日から週末にかけて、仕掛けが出てきそうな気配になっており、注意が必要です。