ビットコインの27日の動きは、依然として底堅く、小高い展開に終始しました。
フィデリティ投信もビットコインETF申請準備に入り、米国でビットコインETFの誕生期待が高まっています。
ビットコインの6月28日の概況について解説します。
(この記事は6月28日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
小高く推移!6月27日午前7時からの動き
6月27日午前7時、433万円で推移していたビットコイン、この日は小高く推移する展開となります。
ドル円が144円台に突入したことも後押しし、日付が変わる頃には445万円へと上昇、
ただ先週末につけた450万円を回復することはできず、28日午前7時現在は442万円で推移する展開です。
動きとして悪くありませんが、450万円を回復したことにより一旦足踏みの動きとなっています。
ETF期待相場は続く?!ドルインデックスはドル安に?!
現在の動きは、ビットコインETFの申請通過を期待し、あらかじめ買いを入れておく短期トレーダーが増えているようです。
昨日には米フィデリティ投信もビットコイン現物ETFの申請準備に入り、
投資信託各社が乗り遅れまいとETFの申請を繰り返しています。
ビットコインETFは、
①価格操作の危険性②低流動性③資産評価が困難④高ボラティリティ
の4つの理由に加えて、仮想通貨市場全体のマネーロンダリング対策が不十分なことを理由に承認されていませんでした。
最近のビットコインはボラティリティが減って来ており、もしかすると米SECも心変わりする期待が膨らみます。
ETF申請の行方は、引き続き注目しましょう。
ドルインデックスはドル安傾向ですが、円はさらに売られています。
為替介入が行われる可能性もあり、注意が必要です。
ETFに反応し過ぎ・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-560/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、420万円の位置で短期サポートが変わりません。
レジスタンスは454万円の位置に短期レジスタンスがあり、ブレイク出来るかに注目です。
まとめ
ビットコインは依然としてETF承認期待が先行し、小高い動きとなっています。
米フィデリティ投信も申請準備に入ったことが更にポジティブに捉えられているようです。
為替が介入が行われてもおかしくない水準に入って来ており、警戒をしておきましょう。