ビットコインの7月6日の動きは、米国の経済指標が良好だったことから、
7月のFOMCでの利上げを織り込み、小安い展開になりました。
ADP雇用統計が市場予想を大きく上回ったにも関わらず、米株も下げたことから、
市場はリスクオフモードへと切り替わり、ビットコインも影響を受けているようです。
ビットコインの7月7日の概況について解説します。
(この記事は7月7日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
イマイチな動きに?!7月6日午前7時からの動き
7月6日午前7時、441万円で推移していたビットコイン、夕方に453万円へと上昇し、再び年初来高値に迫るも、あっさりと弾き返されます。
午後11時には昨日の安値を更新し、433万円へと下落、NY時間は凪だったものの、7月7日午前7時現在は437万円で推移する展開です。
7月相場入りしてから、イマイチな動きが続きます。
7月はリスクオフシナリオも?!株安に注意?!
前日の大きな動きとして、ADP雇用統計が市場予想を大きく上回ったにも関わらず、
株安とドル安が発生したことがあります。
今回の経済指標で7月はほぼ利上げを織り込み始めたのはいいのですが、
株安とドル安に振れたのはここまでの動きと変わってきます。
今までは全てをいいように解釈し、リスクオンのシナリオを無理やり作っていましたが、
昨日からリスクオフシナリオへと変わったかもしれません。
市場全体がリスクオンシナリオになると、株安に影響を受け、ビットコインは大きく下落する可能性が出てくるでしょう。
下落基調の中、ビットフライヤーのSFD比率は再拡大しており、日本時間に期待したいところです。
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本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、変わらず426万円の位置に短期サポート、中期サポートが固まる状態です。
この水準を下回ると、利食い売りが加速して暴落の危険性も発生します。
レジスタンスは460万円の位置まで短期レジスタンスが降りてきており、再び攻めることができるかに注目です。
まとめ
ビットコインは依然として小安い展開に終始し、元気をなくしています。
米国の利上げを織り込み、リスクオンモードになった可能性があり、注意が必要です。