ビットコインの7月11日の動きは、方向感に欠け430万円を挟んだ動きに終始しました。
本日は米CPIが予定されており、結果が予想通り鈍化だと異常な円安相場が修正され、
130円台半ばまで円高が考えられ、注意が必要な相場展開です。
ビットコインの7月12日の概況について解説します。
(この記事は7月12日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
方向感のない展開!7月11日午前7時からの動き
7月11日午前7時、428万円で推移していたビットコイン、この日は一瞬の煌めきもない1日となります。
午前11時に433万円に回復するも、その後は上昇は限られ、NY時間まで428-432万円の推移で終わります。
12日午前7時現在も430万円を挟み、動きが鈍い展開で推移しています。
今夜は米CPI発表!予想の大幅上振れが必須?!
今夜は米CPIの結果発表が午後9時30分にあります。
事前予想では前月4.0%に対し、予想3.0%で大幅鈍化が予想されている状況です。
一方でドル円は、既に今月のFOMCの利上げを織り込み、
米CPIは再び5%近くに切り返すことを先取りした円安となっており、市場予想通りの鈍化だと緊急事態発生となります。
仮に予想より鈍化し2%台を付けると、年内利下げを織り込むため、138円を下抜け、
一気に135円を狙う展開も考えられるでしょう。
この場合は、円建てのビットコインに大きな影響を及ぼしそうです。
ビットフライヤーのSFD比率は9.4%に上昇し、遂に手数料が上がる10%乖離を捉えそうです。
加熱感が高く、巻き返しが懸念されるレベルに既に達しています。
米株高も反応薄い・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-570/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは426万円の位置に変わらず、短期サポート、中期サポートが残る状態です。
426万円割れは危険な状態なので注意しましょう。
レジスタンスは448万円の位置で、米CPI発表後にドル安が進むと買い進めが発生するかもしれません。
夜間の動きに注意しましょう。
まとめ
ビットコインは方向感に欠けるも、本日はビッグイベントの米CPI発表を控えた状態です。
大きな動きが発生する可能性があり、夜間の動きを確かめましょう。