グレースケール裁判の勝訴を受けて、ビットコインは410万円をつけた後、再び上値を重くしています。
米SECはリップル裁判と同様、控訴する可能性が高く、
その場合は現在ブラックロック等が申請しているETF承認相場期待も一気にしぼみそうです。
ビットコインの8月31日の概況について解説します。
(この記事は8月31日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
上値が重い?!8月30日午前7時からの動き
8月30日午前7時、410万円をつけて403万円で推移していたビットコイン、この日は再び上値が重くなります。
日本時間から全く買いが入ることはなく、NY時間は午後11時に394万円へと下落、
その後は398万円で推移する展開です。
400万円を維持できることはなく、買いが入りにくい重苦しい雰囲気が終わっていない動きです。
米SECは控訴?!ETF承認相場がしぼむか?!
グレースケールと米SECの裁判はグレースケール側の勝訴となりましたが、米SECはリップル裁判と同様、かなり高い確率で控訴しそうです。
この控訴のスタンスは米SECが現物型ビットコインETFについてどの様に考えているかを表すことになり、
現在承認申請中のETFも非承認へ判断することになります。
現在のビットコインは、ブラックロックが申請した現物型ビットコインETF誕生を当然の如く織り込んでおり、
控訴した場合は期待相場が一気にしぼむでしょう。
この場合は、直近安値を抜ける可能性があるため、気をつけたいところです。
グレースケール裁判・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-603/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、384万円の位置まで短期サポートが切り上がります。
直近上昇分の値を消すと、下落のスピードが早まりそうです。
レジスタンスは416万円の位置へと降りてきており、こちらを再び攻める元気があるかに注目です。
動きが悪く、下落可能性の方が高そうです。
まとめ
ビットコインはグレースケール裁判の勝訴で上昇したものの、再び上値を重くしています。
米SECは控訴すると考えられ、控訴された場合は現在承認しているETFへの期待も一気にはげ落ちそうです。
値を消す動きに注意しましょう。