10月31日のビットコインは、日銀決定会合の修正がほとんど変わらなかったことから151円を超えた円安が加速し、
526万円と直近高値を突破する展開になりました。
日銀決定会合での政策修正は大失敗に終わり、今後155円、160円を目指す円安も発生しそうな見込みです。
ビットコインの11月1日の概況について解説します。
(この記事は11月1日午前9時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
円安で上昇!10月31日午前7時からの動き
10月31日午前7時、515万円で推移していたビットコイン、じわじわとした上昇の動きとなります。
日銀決定会合で弱気な政策修正が行われたことから円安が進行、円建てのビットコインも上昇し、
11月1日午前6時には526万円をつけます。
その後は午前7時現在、523万円で推移する展開です。
日銀決定会合は大失敗!当然の円安に?!
米ドル建てのビットコインはイマイチな動きでしたが、円建てのビットコインは円安を反映し高くなっています。
原因は日銀決定会合の政策修正が大失敗に終わったことです。
おそらく日銀としては、最近の円安の流れを牽制するために、『清水の舞台から飛び降りる気持ちで1%の上限を柔軟化した』と思われますが、
米国の長期金利は5%、短期金利より低く、7-8パーセントくらいまでの上昇余地がある中、
0.25%しか上昇を許さない日銀の姿勢は弱腰どころじゃないレベルに海外勢からは映ります。
当然円安が進み、今後155円、160円と切り上げそうな雰囲気です。
大きな流れができてしまい、ここから介入をしても飲み込みそうです。
本日はFOMCの結果発表となります。
日銀決定会合修正・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-645/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、変わらず492万円の位置です。
レジスタンスは528万円の位置の短期レジスタンスを、11月に入りどのようにクリアするかに注目したいところです。
円安が大きく進み、ビットコインに追い風になるかもしれません。
まとめ
ビットコインは直近高値を更新し、底堅い展開です。
日銀決定会合の失敗から円安が加速し、円建てビットコインにも追い風となりそうな雰囲気です。
今夜のFOMCの結果にも注意しましょう。