ビットコインの6月10日の動きは、上昇気味だったものの、NY時間に売られて、値を消しています。
力強く上昇してよさそうな展開でしたが、
『仮想通貨に期待をしてはいけない』の原理原則がここにきて、常態化してきているようです。
ビットコインの6月11日の概況について解説します。
(この記事は6月11日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
6月10日午前7時からの動き
6月10日午前7時、402万円で推移していたビットコイン、前日からの上昇の流れを引き継ぎ、
午前9時には413万円まで上昇します。
日本時間では利食い売りが出て来て、午後6時には397万円まで下落するも、欧州時間に入り急騰、
午後7時に420万円まで上昇し爆発ポイントをブレイクします。
爆発ポイントを超えて一気に強くなる気配でしたが、その後は停滞気味となり、
午後11時に叩き落とされる形になり、6月11日午後5時には392万円まで下落、午前7時現在402万円で推移しています。
『仮想通貨に期待をしてはいけない』が意識される
最近、相場が強くなりそうになった後に、短命で終わることが多くなっていますが、
普段の仮想通貨の動きに戻ったと言えそうです。
仮想通貨は半年で5-6倍になる狂宴がありますが、2年に1回位のペースでしか発生することはないため、通常モードでは現在のような強くなりそうでならない、短命の動きが続きます。
『仮想通貨に期待をしてはいけない』を常に意識しながらトレードを行うと、
通常モードでも高パフォーマンスを維持できます。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは、昨日の下げでもギリギリ残った短期サポートが390万円の位置にあります。
中期サポートは明日にかけて切り上がりますが、短期サポートをブレイクすると、
中期サポートまで一気にいく可能性があるため注意が必要です。
レジスタンスは昨日の高値420万円を起点に、短期と中期レジスタンスが発生しています。
上値が重い意識がありますので、本日中に高値を更新するような強さを出せなければ、再び下落トレンドに戻るかもしれません。
まとめ
ビットコインは6月10日強くなる気配があったものの、
『仮想通貨に期待をしてはいけない』の原則通り、値を消した動きとなっています。
上値の重さが意識されており、本日再び高値更新の動きを見せなければ、再び下落トレンドに戻る可能性があり、注意が必要です。