仮想通貨のイーサリアムはブロックチェーン機能を活かす形で、ゲーム開発の材料にもなっています。
今イーサリアムを取引している人のなかには、ブロックチェーンゲームを始めたい人もいるでしょう。
今回はイーサリアムから開発を受けたゲームのおすすめ作品を3つ紹介します。
要点
仮想通貨をベースに開発されたゲームを解説し、人気作を3種類紹介します。
ブロックチェーンゲームとは何か?
仮想通貨の取引履歴システムである「ブロックチェーン」をゲーム開発に応用したものがあります。
これらは「DApps」という「分散型アプリケーション」を意味するシステムのひとつに当てはまります。
ユーザー全員に管理が任されており、世界中が監視役になることで不正を見つけやすいしくみです。
歴史の浅い分野ですが、既存の据え置き型ゲーム機やスマートフォンで行うゲームに負けないクオリティを持ったものもあります。
近年の仮想通貨人気の高まりを受けてブロックチェーンゲームを楽しむ人も世界中に大勢います。
ゲーム中におけるユーザー同士のやり取りを仮想通貨で行う場面もあり、アイテムやキャラクターの売買、コンテンツ利用料などにイーサリアムなどの通貨を用います。
データの保存にはブロックチェーンを使っており、改ざんできないしくみなのでチートプレイが不可能で、公平な条件で遊びやすいのも魅力です。
参加には指定通貨が入ったウォレットが必要ですが、現在注目の新ゲームジャンルとして楽しんではいかがでしょうか。
おすすめ1: My Crypto Heroes
My Crypto Heroesは、歴史上の人物を「ヒーロー」に見立て、パーティーを組んで対戦するゲームです。
プレセールなどの試用期間を経て2018年11月30日にdouble jump.tokyoより正式リリースとなりました。
こちらではアイテムを使ってキャラクターの強化やバトルなどが楽しめます。
登場人物には卑弥呼、坂本龍馬、織田信長など日本の偉人や、クレオパトラ、リンカーン、シェイクスピアなど世界の歴史的人物まで多岐にわたります。
実在人物が戦うというロマンにあふれた光景を楽しめることが魅力です。
おすすめ2: Contract Servant
Contract Servantは、アクセルマークが開発したイーサリアムベースのカードゲームです。
2019年12月に試用が始まったばかりですが、ゲーム内ではすべてのカードが異なるステータスを持つよう構成されており、1兆通りを超えるデッキの組み合わせが可能とされています。
「TOWER」というチュートリアルコーナーでゲームの遊び方を覚えられますが、課題をクリアすることで報酬がもらえます。
ゲームの早い段階から報酬をもらえ、新しいカードを手に入れられるので初心者でも取り組みやすい作品です。
カードが1種類1枚しかなく、取引市場の活発化も予想されるため、将来性の高いゲームと言えるでしょう。
おすすめ3: CryptoKitties
CryptoKittiesは猫の育成ゲームです。
猫を買ったり、交配させて新しい種類を生んだりできます。
猫レースやバトルなど対戦要素も充実しています。
レース賞金や取引などで仮想通貨を稼ぎ、生活費や投資額の足しにするのもよいでしょう。
ブロックチェーンで作られたゲームなので、猫が勝手にコピーされたり盗まれたりする心配もありません。
かわいらしくバラエティに富んだ猫の数々が見所ですが、なかにはFancy Catsというレアなものも登場するなど、猫好きにとってはロマンを感じられるゲームでしょう。
まとめ
イーサリアムをベースにして開発されたゲームには、親しみやすくて世界中で人気の作品が多くあります。
特に本記事で紹介した3種類は、日本人でも親しみやすく、ブロックチェーンゲームに慣れるのにも最適でしょう。
今回の記事をきっかけに、購入したイーサリアムをウォレットに入れてゲームに参加してはいかがでしょうか。