要点
・同社の宅配は、米国を拠点とするBitpayを決済プロバイダーとして利用してビットコイン決済を受け入れました。
・フランス国内全15,000店舗以上のレストランからの配送でビットコインを使って支払うサービスが始まりました。
フランス外食産業チェーンでビットコイン決済開始
(※画像引用 Just Eat apps)
消費者は、配送サービスJust Eatを使用し、フランス国内にある全15,000店舗を超えるレストランからの食品配達で、ビットコインでの支払いが可能になりました。
食品配達サービスJust Eat Franceは、国内の15,000を超えるレストランからの注文に対するビットコイン支払いの受け入れを開始しました。配信サービスは、ビットコイン決済プロバイダーとしてビットペイ(Bitpay)を使用しています。
(※画像引用 Just Eat apps)
Just Eatのウェブサイトは、Jake Eatの2月にTakeaway.comによって買収され、最近、事業再編成されました。
これによって15,000を超えるレストランから消費者は注文できるようになりました。
この買収の結果、Just Eatはオランダの会社Just Eat Takeaway N.V.の子会社となり、フランスでは、Just Eatは「Just Eat」という名前で取引されています。
コロナ禍によるロックダウンの影響を世界規模で受けている昨今、ソーシャルディスタンスが提唱され、国によっては厳しい規制が設けられていますが、消費者らはこれらの影響により、座って食べるレストランなどから離れることを余儀なくされています。
コロナウイルスのパンデミックの影響を受けている間、外食産業からケータリング産業の需要が急増しています。
同時に、直接手を両社が介する現金の使用も減少しています。
その為、食品業界が現在、消費者にとって実行可能な支払いオプションとして仮想通貨に目を向けていることは特別驚く事柄ではなくなっています。
Just Eatはフランス国内での食事の提供における主要なプレーヤーとして成長しており、このイニシアチブは、一般市民の間での仮想通貨の使用を一般化するのに役立つ可能性があります。私たちはビットコインの支払いに手数料を徴収しません。ビットコインの支払いを行うには、特別なソフトウエアやアプリをダウンロードしてデジタルウォレットを作成する必要があります。
とJust Eat Franceのウェブサイトは述べています。
ビットコインを利用した食品の支払い
ビットコインを使用した支払いは、ビットペイが請求する現在の価格に基づいて計算されます。
支払い方法が拡張され、Apple Pay、Google Pay(Just Eatアプリ経由)、およびビットコインに加えて、レストランが提供する他の支払い方法(クレジットカード、PayPal、現金、小切手、またはレストランのクーポン)が決済手段として含まれています。
ただし、ビットコイン決済の消費者が、ビットコイン決済を終えた後でキャンセルした場合、消費者側はユーロで返金され、支払いは消費者の従来の銀行口座へ送金されるとのことです。
あなたが最初の支払いをする時、ビットコインはすでにユーロに変換されています。したがって、お支払い時に適用されるレートは、払い戻しに適用されるレートになります
とウェブサイトは返金についても述べています。
つまり、Just Eatがピザの5,000万ドルの払い戻しに悩まされる危険はありません。