直近でレンジ相場が続いていたビットコインですが、14日午前にレジスタンスであった90万円をこえて続伸しています。
今週の仮想通貨市場の注目価格・ポイントをまとめました。
要点
ビットコインは90万円を突破!
年明け最初の通常営業となった先週、仮想通貨市場はいきなり上昇しましたが、高値をつけてから一旦は調整の展開に。
既報の通り、短期的には90万円がレンジスタンスとなっていましたが、14日午前にブレイクし続伸しています。
ビットコイン円 日足 2019年9月~
これで、年初から続く短期的な上昇トレンドはまだ継続となり、いよいよ200日移動平均線が位置する98万円~100万円にトライという形になっています。
200日移動平均線・・・過去200日間の終値を平均化した数値。中長期的なトレンドを知るうえで用いられ、株・為替含め投資家の中で最もポピュラーな指標ともいえる。
200日移動平均線は本日時点で98万円から100万円近辺に位置していますが、これは100万円という心理的節目とも重なっているため、かなり強いレジスタンスになる可能性が考えられます。
しかし、仮にこの200日移動平均線を突破して100万円を超えた場合、さらなる価格上昇も見込めるため引き続き価格動向は大注目。
しばらくの間は200日移動平均線を含む100万円の攻防が大注目となるでしょう。
中長期の動向も視野に
すでにこのブログでも何度もお伝えしていますが、昨年末から多くの専門家・投資家からトレンド転換の指摘がなされており、もともと年明け相場は注目されていました。
ブルームバーグが発表した2020年の展望においても、複数のテクニカルの分析から、今年は2019年の高値である150万円方向に向かうとの指摘がなされています。
そのため、短期的な動向はもちろんのこと、相場が上昇しているうちはこうした中長期的な視野も頭の片隅はおいておきたいところ。
もちろん、一気に150万円まで上昇するわけではありませんが、まずは200日移動平均線を超えられるか・超えた場合どこまで価格が上昇するのかはしばらくビットコインのテーマとなりそうです。
まとめ
直近でレンジ相場が続いていたビットコインですが、14日午前にレジスタンスであった90万円をこえて続伸。
そのため、いよいよ中長期的な指標である200日移動平均線が位置する100万円が視野に入ってきており、引き続き価格動向は大注目となりそうです。
また、今年は再び強気相場を予想する専門家やデータも多いために、価格の上昇が続いている間は中長期的な視野も頭の片隅におきつつ、相場動向を追っていきたいものです。