23日、22時ごろからビットコインがおよそ7%の下落を果たしており、直近の安値を更新しました。
それと同時に、長いレンジをブレイクしたことから、下落トレンドが継続する可能性も出てきました。
要点
ビットコイン暴落・長いレンジは下抜けへ
23日の22時ごろからビットコインはおよそ7%近い暴落をしています。
先週は堅調な動きをみせていたアルトコインですが、ビットコインの暴落に伴い連れ安の展開に。
アルトコイン市場全体が全面安の展開となっています。
ビットコイン円 日足
そして、何より注目したいのが、本日の暴落でビットコインは1ヵ月近く続いたレンジを下方向にブレイクしたことです。
教科書的にいえば、通常長いレンジのブレイクはその方向にトレンドが始まることを示唆します。
つまり、今回の場合でいえば下落トレンドが始まった可能性があり、今後ビットコインは次の安値まで下落するかもしれません。
ただ、これが「ダマシ」となってすぐ値を戻し、反対に価格が急上昇する可能性も残されているので、日足が確定するまでは値動きを注視したい場面です。
下落トレンドは始まってしまうのか
ビットコインの「レンジ」に関しては、直近で多くの専門家が指摘、ブルームバーグも報道しており、メディアでも話題になっていたトピックでした。
しかし、残念ながら今回は上方向にブレイクすることなく、このまま値を戻すことがなければ「下落トレンド継続」となりそうです。
既報の通り、以前ビットメックスで1位を獲得したトレーダーは辛抱強く65万円までの下落を待っているとコメントしています。
今回の流れからすると、実際に65万円まで下落する可能性も高まってきました。
次のサポートや安値の目安は明日お伝えしますが、一度大きな動きが出るとボラティリティー(変動率)も高まるので、急騰・急落といった激しい動きには気をつけた場面です。
まとめ
23日、22時頃ビットコインが暴落し、始値からみるとおよそ7万円の下落に。
また、これにより1ヵ月近く続いていたビットコインのレンジは下方向にブレイクすることとなりました。
日足が確定しないと分からない部分もありますが、通常このようなレンジブレイクはトレンドの開始を示唆するので、今後さらなる価格下落に気をつけたい場面であります。