先週の仮想通貨市場は大きな値動きがなく、ぱっとしない相場が続いています。
今週の仮想通貨市場の注目価格・ポイントをまとめました。
要点
今週はビットコインのレンジに注目
ビットコインは11月末に安値を記録して以降、およそ3週間程度レンジ相場が継続しています。
ビットコイン円 4時間足 11月25日以降~
そのため、今週も引き続きこのレンジを脱することができるか注目となりそうです。
レンジの下限はまず重要なサポートである73万円から74万円、上限はこれまでの高値となっている86万円でどちらにブレイクするか注目。
レンジ相場は長い間つづいており、直近ではボラティリティー(変動率)が低下しているため、今週以降大きく動き出す可能性はありえるでしょう。
アルトコインに関しても、基本的にはビットコイン連動相場となっているため、仮想通貨市場全体の動きとしてビットコインがレンジを脱さないかぎりあらたな動きは期待できなさそうです。
年末動向に注目
直近では規制にかんする報道が目立ち、来年も視野にした仮想通貨動向には引き続き注目。
ただ、年末に入ってくると、市場もお休みモードとなるため、新材料については今週と来週半ばまでが今年最後のチャンスとなりそうです。
それとは別に、専門家やアナリスト、機関などが出す来年の展望については引き続き注目。
それぞれ様々な分析方法をおこなっているため、価格動向を追う上では非常に参考になるでしょう。
例年年末は価格が大きく期間となりましたが、今年はまだその兆候がみられず。
しかし、上記で示したビットコインのレンジがブレイクされた場合、今週から年末にかけて相場が大きく動く可能性があるので、年末動向へむけて各材料と価格動向を追っていきたいところです。
まとめ
ビットコインは11月末以降、安値70万円から上値は86万円ていどのレンジ相場に。
直近ではボラティリティーも低下してきているため、今週はレンジブレイクに注目の1週間になりそうです。
材料に関しては、来年へ向けた規制動向などが焦点となりますが、そろそろ市場もお休みになってくるので、今週で新しい材料が欲しいところです。
それと併せて例年よく動いた年末動向となるので、価格と材料あわせて年末へ焦点をむけて注目していきたいところです。