要点
マインクラフトがEnjin Craftをリリース
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小学生からも大人気のマイクラことサンドボックスビデオゲームのMinecraft(マインクラフト)で、ブロックチェーンが使用できるプラグイン(※ ソフトウエアに新たな機能を追加する小さなアプリのこと)「Enjin Craft」がリリースされたことが、Enjin社の公式サイトで発表されました。
マインクラフト(Minecraft)は、NotchことMarkus Alexej Persson(マルクス・ペルソン)氏と、同氏の設立したMojang AB社の社員らで開発されたゲームです
。
マイクラは、1984年の6月に発売されて以降、売り上げ1位をキープし続けたテトリスを2019年5月に抜いて世界1の売り上げをキープしている大人気ゲームで、大人から子供まで気軽に遊べるゲームとして、現在も人気は健在です。
約5億人のゲーマー数にまで達したマイクラは、毎月1億2600万人のプレーヤーをホストしています。
Enjin社は、Minecraftとともに企業として発展してきたと公式サイトでもコメントしているように、Minecraftサーバーとコミュニティは、2,000万人のEnjin Networkユーザーの大部分を占めています。
また、マイクラ初のプラグイン「DonationCraft」は、510万回のダウンロード数を獲得したことでも大きな注目を集めています。
ブロックチェーンプラグインEnjin Craft
Enjin社は公式発表に際し、コアビジョンの1つとして、人々のデジタル作品に真の価値を与えることだとしており、このビジョンはMinecraftに触発されたビジョンであったことを明かしています。
Minecraftは、何時間にもわたって迷子になる世界であり、無限の創造性と驚くような創造性のゲームであり、想像するものは何でも構築できます。
(引用先 Enjin)
現在、EnjinCraftはマインクラフトのブロック状で独創的な領域をさらに改善したいとの考えから、
サーバーでブロックチェーンゲームアイテムを統合させ、使用できるようにしたほか、取引する機能を提供しています。
10周年を迎えたことを機に、マインクラフトとブロックチェーンの統合に初めて取り組み、コミュニティが調査しているプロトタイプのEnjin Craftデモサーバーを起動させ、フィードバックなどを提供していたとのこと。
Enjin Craftがリリースされたことで、ブロックチェーンの力をマインクラフトでも使用できるようになっています。
ゲーム内アイテムのトークン化とサーバーへの統合を容易にしており、新しくリリースされたEnjin SDK for Javaの上に構築されているとのこと。
機能性について
Enjin Craftプラグインを使用すると
・ブロックチェーンベースのMinecraftアセットの統合
・コンソールコマンドを使用して、既存のブロックチェーンアセットIDをゲーム内アイテムに添付できる
・プレーヤーがブロックチェーンウォレットをサーバーにリンクできる
・リアルタイムのEnjin CoinとEthereumの残高をプレーヤーに表示
・所有するブロックチェーンアセットに基づいた特別なアイテムと権限をプレーヤーに提供
・コンソールコマンドを介してブロックチェーンアセットをプレーヤーに送信できるEthereumトランザクションを開始
・プレーヤーがブロックチェーンアセットをサーバー内でピアツーピアで安全に取引できる
以上の機能が新たにEnjin Craftによって使用できるようになると発表されています。
詳細と要件について
Enjin Craft を利用するためには、Java 8以降を実行している必要があるほか、サーバーがインターネットに接続されていなければ使用できません。
プラグインはSpigot 1.13以降用に設計されており、古いバージョンでは正しく機能しない可能性があるほか、オフラインモードはサポートされていないため、バージョン1.7.x以前ははサポートされていません。
Enjin Craftを使用して統合されたトークンについては、代替可能でなければならないとのこと。
なお、Enjin Craftは日本語のほかにも英語やデンマーク語、フィリピン語、ドイツ語、韓国語、ポルトガル語、ルーマニア語、セルビア語、スペイン語の言語をサポートしているとのこと。
参考先サイト Enjin