ビットコインの月初めの相場は下落の動きとなりました。
今回の下落は急落というほどの下げではありませんが、反発も弱く日本時間に下落しており、
5月以降の日本時間の買いと逆になってきており、相場の変化を感じさせます。
唯一の買い手だった日本人トレーダーが様子見に入ると再び下値を模索する動きが顕著になるかもしれません。
ビットコインの7月2日の概況について解説します。
(この記事は7月2日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
7月1日午前7時からの動き
7月1日午前7時、386万円で推移していたビットコインでしたが、
午前8時には391万円まで上昇するも、月末下げた悪い流れは覆せず、
午後7時には368万円まで下落し、短期と中期サポートをブレイクします。
その後は、7月2日午前4時に365万円まで下落し、午前7時現在は374万円で推移しています。
月末に続き2日続けて日本時間から下げる悪い展開が見られました。
日本時間から下落は基調変化?
直近はビットコインの下げ方が変わってきています。
5月のビットコインは下げた局面で、日本時間に必ずと言っていいほど買いが入り、
ある程度戻した後にNY時間に下げる動きでした。
6月も下げた局面では日本時間に買いが入ってましたが、
ここ2日間は日本時間で下げが出てくる今まで無かった展開に変わってきています。
日本人は最高値をつけた後の下げからファンダメンタルが大きく悪化しているのにも関わらず、『上昇トレンドの短期調整』と考えていましたが、
流石に認識を改め始めたかもしれません。
日本人トレーダーの買いが鈍ってしまうと、買い手不在で6月の安値を再び割ってくる可能性があります。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは短期と中期共にブレイクされており、下値は不安定な状態から始まります。
日本時間に下げることが多くなっているため、買いは夕方まで下値を更新してこないか見たほうがいいかもしれません。
レジスタンスは短期レジスタンスが正午以降、385万円まで切り下げ、
今の動きが続くと夕方以降379万円まで切り下がります。
直近の安値の365万円を更新しないこと、夜間にかけて上昇する動きが出来るかに注目です。
まとめ
ビットコインは月初めにも関わらず日本時間から下落、反発も弱くなってきています。
日本人のトレーダーが離れ始めていると考えられ、更なる下落圧力になりそうです。
日本時間に下落して安値を更新しないこと、本日は夜間にかけて上昇する動きが出来るかに注目です。