仮想通貨の種類・銘柄

イーサリアムの次期アップグレード「Dencun」のテスト計画が明らかに

投稿日:

イーサリアム財団は24日の公式ブログで、次期アップグレード「Dencun」の今後の計画を明かしました。
Dencunはすでに一部テストネットで実装されており、今後も複数のテストを実施の見通しです。
アップグレードによるメリットが認知されているため、今後の動向にも注目が集まるでしょう。
次期アップグレードであるDencunの現況をまとめました。

要点

・次期アップグレード「Dencun」の今後の計画
今後Dencunは複数のテストネットへ実装される見通しです。

 

イーサリアムのテストネットでDencun実施へ

イーサリアムは今後、SepoliaとHoleskyという2つのテストネットで、Dencunを実施します。
Sepoliaは1月30日、Holeskyでは2月7日に実装の見通しです。
こちらが順調に進めば、次はメインネットへの実装へ向かいます。

ただしメインネットの実装予定日は、今回のリリースでは公表されませんでした
イーサリアムは過去のアップグレードでも、テストネットのトラブルをはじめ、システム上の問題が起きています。
そのたびに計画の修正を余儀なくされてきました。
たとえば2022年9月にメインネットで実施された「The Merge」も、一部メディアでは2022年前半の実施予定と報じられていましたが、延期を受けています。

以上からDencunでも、テストネットへの実装について、慎重に見守らなければなりません。
順調に進めば2024年3月までにメインネットで実装完了と見られますが、テストでトラブルが起きれば、延期の可能性があります。
X(旧Twitter)では以下の口コミがありました。



 

Dencunの進捗状況

Dencunはメインネットへの実装前に、3つのテストネットでの実施が計画されていました。
そのうちGoerliは1月17日の時点で実施済みとなっており、その模様はイーサリアム公式YouTubeで公開されています。

イーサリアム財団も、Goerliでプロトダンクシャーディングが利用可能と認めました。
以上から現時点で開発は順調と見られます。

Goerliでのテスト成功が、ほかのテストネットへの実装計画の公表につながりました。
万が一Goerliでトラブルが起きれば、その後のアップグレード計画への影響が懸念されたでしょう。
しかし現時点で、そのような情報はありません。
以上からDencunの計画は、順調に進行中とうかがえます。

イーサリアムではDencunに向けて、すでに一部計画が実行されています。
メインネットでのアップグレードが待ち遠しいところです。
 

イーサリアム「Dencun」とは

Dencunとは、イーサリアムの次期アップグレードで、目玉はプロトダンクシャーディングです。
ブロックチェーンにおいて、レイヤー2からレイヤー1へのデータ転送コストを抑えます
以上からレイヤー2のユーザーは、取引手数料が安い状態で利用可能です。
開発者や仮想通貨ユーザーは、コストを抑えながらレイヤー2を活用できます。

イーサリアムのレイヤー2は、利便性や手数料の安さから、一定の人気があります。
しかしソラナのようなレイヤー1チェーンより、取引手数料が高いという指摘もありました。
プロトダンクシャーディングにより、ソラナより安いコストでの運用を期待できます。
Dencunがうまくいけば、イーサリアムの利用コストが下がり、多くの需要を呼び込めるでしょう。
 

まとめ

イーサリアムDencunは現状、スムーズに進行しています。
テストネットへの実装は、2月上旬にひと通り完了の予定です。
ただし開発過程でトラブルがあると、以後のスケジュールへの影響が懸念されます。
一方順調に進めば、3月までにはメインネットへの実装がありそうです。
今後のDencunをめぐる動向に期待しましょう。

ビットコイン谷 人気記事

当サイトでもPVの高いおすすめ記事です。
ビットカジノとは、業界最大手であるとともに、最も古くから運営しているBitcoinなどの仮想通貨を使ったオンラインカジノです。

スマートフォンにも完全対応しており、オランダ領キュラソー政府によってライセンスを取得していて、登録もおおよそ「1分」で登録完了します。

今あるオンラインカジノの中でも安全性(出金などのトラブルが無い)が最も高いといわれています。
(登録からゲームまでスマートフォンにも完全対応しています。)

-仮想通貨の種類・銘柄
-

Copyright© ビットコイン谷 , 2024 All Rights Reserved.