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第二のビットコインと呼ばれるライトコインとは
世界の仮想通貨時価総額ランキング第4位のライトコイン
第二のビットコインと呼ばれるライトコインは、2011年にチャーリー・リー氏によって開発されたアルトコインです。
「第二のビットコイン」と呼ばれる理由は、ビットコインの信用性を引き継ぎつつ、ビットコインのデメリットである取引に時間がかかるという点を解消したからです。
それゆえ、ライトコインへの注目も熱く、世界の時価総額ランキングでは2017年現在第4位に位置しています。
ちなみに仮想通貨の時価総額ランキングの第1位は、分裂問題などがありながらもビットコインが強固に保持しています。
ライトコインは、時価総額ランキング第2位のイーサリアム、第3位のビットコインキャッシュに続くポジションです。
マイニングが簡易化されたライトコイン
第二のビットコインと呼ばれるほどですので、ライトコインにはビットコインとよく似た特徴がありますが、ビットコインにはない特徴が3つあります。
ビットコインを増やすには、マイニング(採掘)という作業で新規取引データを追加、確認、検証しなければならず、そのためには高性能のコンピューターと専用の機器が必要です。
そのため、一般の人がマイニングを行うのは今ではかなり難しくなっています。
それに対して、マイニングを簡易化したライトコインなら、一般の人でも比較的簡単に採掘が可能です。
取引時間はビットコインの4分の1
仮想通貨の法定通貨に勝る特徴は、多国間同士での決済が簡単にできるところです。
ところが、ビットコインは取引の内容を検証するために時間がかかるため、1回の取引に約10分もかかってしまいます。
この取引時間の長さというビットコインの弱点を克服したのがライトコインであり、1回の取引にかかる時間はわずか2分半にまで短縮されました。
これもマイニングを簡易化したライトコインならではのメリットです。
ビットコインの4倍の発行枚数
ビットコインには発行枚数に制限があります。上限が2100万BTCと決まっており、2140年に新規発行が終了することが予定されています。
一方のライトコインですが、こちらも発行枚数に制限があるものの、8400万LTCとビットコインの4倍の量であり、決済スピードが短縮されたことと併せて取引の活発化が期待されています。
ビットコインほどの価格高騰は期待できないものの、決済手段としてはビットコインより使いやすい点が魅力です。
ライトコインのデメリット
ライトコインのデメリットを挙げるなら、マイニングの簡易化による取引時間の短縮というメリットと背中合わせの点でしょう。
マイニングが簡易化されているということは、取引内容の検証もそれに応じて簡易化されているわけで、ビットコインよりハッキングされやすいことは否定できません。
安全性の面ではビットコインより劣るのがライトコインのデメリットでしょう。
ライトコインを購入できる仮想通貨取引所
国内の取引所は限られる
ライトコインは世界中の仮想通貨取引所で売買されていますが、日本国内の取引所に限ると数はまだまだ少ないです。
海外の取引所なら世界最大のPoloniex(ポロニエックス)が知名度も取引量も群を抜いていますが、英語ができない人にはトラブル発生時の対応などを考えるとおすすめできません。
送金の不備などトラブルが発生した時の対応や補償を考えると、国内の取引所のなかでも
gmoコイン
の3つがおすすめです。
coincheck
国内の取引所のなかでも、ライトコインの取引で最もおすすめできるのがcoincheckです。
少し前までbitflyerの陰に隠れていたcoincheckですが、2017年にはビットコインの取引高がbitflyerを抜き、実質的に国内最大の仮想通貨取引所になりました。
また、coincheckには12種類もの仮想通貨の取り扱いがあるため、投資でリスクを分散させやすいのもおすすめする理由の一つです。
bitflyer
coincheckにビットコインの取引高で抜かれたといっても、bitflyerも非常に信用力のあるおすすめの取引所であることに変わりありません。
bitflyerは国内の仮想通貨取引所で最大の資本金を持っており、閉鎖などのトラブルとは最も無縁です。これまでの仮想通貨の取引の歴史を振り返ってみると、取引所の倒産やハッキングで大きな被害が出た事件がいくつかあります。
しかし、莫大な資本を持ち、投資家への補償もあるbitflyerなら、そのようなリスクは極めて少ないと言えるでしょう。
gmoコイン
gmoコインをおすすめする理由は、仮想通貨の取引の初心者にも使いやすいところです。gmoコインには複雑なシステムはなく、誰でも手軽に仮想通貨を購入できるので、これからライトコインへ投資しようという人にもおすすめできます。しかし、上2つの取引所に比べると取扱い通貨も少なく、魅力はないのが現状です。
まとめ
このように、ライトコインには、ビットコインに似ていながらも独自の特徴がいくつかあります。
ただし、現在、ライトコインを決済手段として利用できる店は、ビットコインと比べると圧倒的に少ないです。ビットコインはすでに家電量販店など現実の買い物で使えるまでに普及していますから、ビットコインに似ているライトコインをあえて使う必要性を感じない人も多いでしょう。
しかし、ライトコインは、取引のスピードがビットコインより4倍も早いという大きな特徴があります。それに流通量もビットコインより多いので、普及次第ではビットコインより使いやすくなるでしょう。
日常の買い物で使えるまでにはまだ時間がかかりそうですが、国際間の送金などビジネスで利用する分には現時点でも使いやすさが感じられるはずです。
国内最多の13種類の仮想通貨が取引可能なcoincheck(コインチェック)
ビットコインを始め、13種類の仮想通貨が取引できるcoincheck(コインチェック)は誰でも簡単・安心に購入することができる仮想通貨取引所です。
スマートフォンのアプリにも対応しており、誰でもひと目見てわかりやすい取引ができるのが特徴です。
また、最短10分で購入でき、入金手数料も無料で利用することができます。
そのため、初めてビットコインや仮想通貨を購入する人には一番オススメできる仮想通貨取引所です。
日本最大手仮想通貨取引所bitflyer(ビットフライヤー)
ビットコイン取引量日本一のbitflyer(ビットフライヤー)は初心者から投資家まで、万人におすすめできる取引所です。
ビットコイン以外にもイーサリアムやモナコインなど5種類の仮想通貨の取引も可能です。
また、セキュリティ対策にも力を入れており、ビットコインのリスクを保証する損害保険などもついています。
また、ビットコインのレバレッジ取引なども可能なので、投資を目的にしている方にもオススメです