要点
・元ウォールストリート幹部のシャーリン・ウー(Sharlyn Wu)氏を向かい入れ、さらなる躍進に向け、本格始動を開始させています。
フォビ(Huobi)がDeFi部門立ち上げ
アジアトップクラスの仮想通貨取引所であるフォビ(Huobi)が、分散型の金融成長推進のため、Huobi DeFi Labsを立ち上げ、ウォール街で働いていた幹部クラスを雇い入れたことが分かりました。
CoinMarketCap仮想通貨取引所スポット取引ランキングで世界2位に輝く、仮想通貨取引所フォビ (Huobi)の運営企業であるHuobiグループが、DeFi(分散型金融)投資、インキュベーション(incubation=企業支援などを指す)、および研究に焦点を当てた新部門「Huobi DeFi Labs」を立ち上げました。
DeFiは、合成株、貸付プロトコル、分散型取引所、分散型ステーブルコインなどの非保管暗号製品を指します。
プレスリリースによると、Huobi DeFi Labsは数千万ドルの投資資金から始まり、成長するDeFi市場の前進を支援することを目的としていルトのこと。
シンガポールを本拠とするこの会社は、Defin部門を率いる新しい最高投資責任者として、チャイナマーチャントバンクインターナショナル(CMBI)のマネージングディレクターとしてブロックチェーン投資を指揮し、それ以前はUBSで10年を費やしていたシャーリン・ウー(Sharlyn Wu)氏を迎え入れました。
過去2年間で、私たちはDeFiの誕生と指数関数的な成長を目の当たりにしてきました。イノベーションの幅や深さ、スピードは、人類の歴史において比類のないものです。世界規模で解き放たれる無許可の経済の力を見るのは刺激的です。しかし、理論的および技術的なレベルで解決すべき多くの問題がまだあります。
と、ウー氏はプレスリリースで語っています。
さらに同氏は、現在の金融システムと比較した場合の透明性と効率性、および決定に対する人間の影響およびエラー排除など、DeFiに対するメリットを指摘。
仮想通貨は金融業界にとって完璧なシステムで、DeFiを主流のユーザーに提供するために行うべき投資家教育もたくさんある。DeFiはまだ始まったばかりなので、共同でスペースを構築して成長させるには、グローバルコミュニティからの共同の努力が必要です。
と語っています。
Huobi DeFi Labs とは
Huobi DeFi Labsは、4人の研究社および投資専門家チームで構成され、チームが育成する投資やスタートアップについては現時点ではまだ発表されていません。
大手メディアの報じた内容によると、CMBIはウー氏のリーダーシップの下、仮想通貨ウォレットに特化下スタートアップ企業のBitpieと、パブリックブロックチェーンネットワークw歩提供するNervosに投資したと報じています。
HuobiがDeFiへ参入および計画投資は、市場が驚異的な速度で急上昇しており、数日ごとに新しいベンチマークを設定している今のタイミングで発表されました。
今週初め、Defiの時価総額は2020年8月大1週目の後半に80億ドルに達した後、90億ドル近くになり、市場がにわかに活気づきました…。
現在、チェインリンク(Chainlink/LINK)、バンドプロトコル(Band Protocol/BAND)、ネストプロトコル(Nest Protocol/NEST)などのトークンがDeFiチャージをリード。
分散型取引所(DEX)のひとつであるユニスワップ(Uniswap)は現在のブームの間に、15倍のトラフィック急増を経験しています。
この急速な拡大は、2017年から2018年に発生したICOバブルに似たバブルを実際に煽っているとの懸念が現在では高まっており、バブルが崩壊した場合、かなり巨大な痛手になる可能性があると専門家は指摘しています。