ビットコインは現在、100万円近辺で価格が反発。
直近の価格動向に関して、アナリスト、ウィリー・ウー氏の指摘を参考にしながら考察しました。
要点
ビットコインは128日移動平均線がサポートに
今週、弱気相場が続いたビットコインは29日、30日ともに一時100万円をわりこむ場面も。
市場とメディアのセンチメントも弱気に傾いているように見えますが、18年相場を的中させた有力アナリスト、ウィリー・ウー氏は現在が「絶好の買い時」と指摘しています。
ビットコイン円 日足
上記はビットコインの日足チャートに128日移動平均線を表示させたもの。
同氏が指摘するように、現在はかろうじてそのサポートに支えられているかたち。
また、128移動平均線だけではなく、98万円から現在の100万円近辺は多くのサポートがあるテクニカル的に重要なレベルになります。
そのため、ビットコインは今後現在の価格から反発できるか注目でしょう。
仮にこのまま下げ渋るようであれば、底値でショートがたまり反発する可能性も、ここからさらに下がるようであれば、ビットコインの調整はもう少し長期的なものになるかもしれません。
価格下落は強気相場における「調整」なのか
ウー氏が128日移動平均線を支持する理由として、多くの強気相場において、128日移動平均線にタッチするのは、相場の過熱感がとれていることを表しているとのこと。
4月から6月にかけて、ビットコインの価格は急上昇しましたが、同氏にとれば現在は一定の過熱感がとれむしろ良好な状態のようです。
それを踏まえて、同氏は現在の価格が「買い時」と指摘。
あくまでウー氏の指摘は参考適度にとどめておきたいですが、現在の価格がテクニカル的に重要なレベルにいることは間違いないので、下落・反発両方のシナリオを考慮しつつ引き続き価格動向に注目したい場面であります。
まとめ
ビットコインは今週、軟調な展開が続いており、29日、30日には価格が一時100万円近辺まで下落。
18年相場を的中させたウィリー・ウー氏によれば、現在は128日移動平均線のサポートを受けているとのこと。
また、現在の価格は128日移動平均線だけではなく、テクニカル的に多くのサポートがある重要なレベルとなっています。
それを踏まえると、引き続きビットコインはここから反発するか・より下落するかの局面にいるということができるので、引き続き価格動向は注目です。