5日から6日にかけて、ビットコイン「クジラ」の大移動が確認されたことがメディアの話題になっています。
分析企業Glassnode社によると、直近の大移動のうち一見は1時間で移動した額でいうと過去最高額に達したとのことです。
要点
過去最高額の「クジラ」移動を確認
89億ドル#Bitcoin午後1時間でチェーンに移動しました。 Bitcoinの歴史の中で最高の1時間ごとのUSD取引量🔥
仮想通貨分析企業、分析企業Glassnode社のラファエル氏は5日、上記のようにツイート。
直近でビットコインおよそ9680億円相当にあたる150万BTCが1時間のうちに移動したとツイートしました。
ちなみに、移動されたのは4日とのことで、直近では6日にも大口のビットコイン移動が確認されています。
ラファエル氏によれば、4日に起きた移動は、米ドルベースで1時間のうちに移動した額では過去最高額とのこと。
過去にはこういった大口のビットコインの移動が確認された前後で相場が急変動したこともあったので、しばらくの間注意が必要でしょう。
6日にも22件のクジラ移動が確認
すでに述べたように、過去最高額の移動があった2日後の6日にも22件の大口ビットコインの移動が確認されています。
これは、ビットコインの大口移動を検知しアラートする「Whale Alert」のデータです。
なお、4日から6日にかけてのクジラ移動の明確な要因や送金先は明らかになっていませんが、6日のものに関しては一部で取引所が送金した大口資金という指摘もなされています。
既報の通り、ビットコインはこの大口資金が確認された中間にあたる5日に乱高下をしています。
また、今回の乱高下にこれらの「クジラ」が関与していたという指摘も。
目的や送金元を完全に特定することは不可能ですが、過去クジラ移動の前後で相場が急変動したのはたびたびあったので、短期的に価格の変動に気をつけた方がよいかもしれません。
まとめ
直近4日から6日にかけて、ビットコイン「クジラ」の大移動が確認され、メディアで話題になっています。
特に、4日におきた送金はGlassnode社によると、1時間単位では過去最高額に達するとのこと。
過去、このようなクジラ移動が確認された前後では相場の急変動が起きており、5日には乱高下もあったので、引き続き価格動向は注目しておいた方がよさそうです。