18日、仮想通貨投資ファンド・グレイスケールから衝撃のレポートが公開されました。
2018年上半期で、約280億円の資金流入があり、その半分以上は機関投資家の顧客だったのです。
この数字からは様々なことが読み取れます。
要点
・価格が下落した中でも資金流入が増加
2018年1月から6月までは仮想通貨市場の価格が下落した期間でした。
その中で資金流入が増加したということは、その中でも一定のニーズがあったことを示しています。
・機関投資家は押し目買いをしていた!?
さらに数字からは機関投資家が押し目買いをしていたことがわかります。
目次
グレイスケール社の公表したレポート
出典:https://grayscale.co/digital-asset-investment-report/
グレイスケール社は、仮想通貨の投資信託等を販売している会社であり、2018年1月~6月の資金流入額を公式に発表しました。
今回、同社が公表したレポートの要点をまとめると以下になります。
①2018年1月から6月までの資金流入額は約280億円
②平均すると、週平均で10億円ずつ流入額が増えている
③顧客の内訳は、56%が機関投資家だった
衝撃なのは週平均すると、10億円ずつ流入額が増えている計算になるということです。
グレイスケール社の今期の資産流入額は創業以来最高額を記録しました。
資産の56%は機関投資家
さらに、今回の注目ポイントとして、その流入額の56%は機関投資家からだったということです。
この数字からわかることは、機関投資家から確実にニーズがあることを意味しています。
その他は個人投資家や家族口座からだったとのことです。
機関投資家とは
年金、生保、ヘッジファンドなど、法人で顧客の資産を運用する投資会社のことです。「投資のプロ集団」とも言えます。
レポート内容が意味する重要なポイント
レポート内容からはもうひとつ重要な事実がわかります。
それは、機関投資家(クジラと呼ばれる巨大資本)が安値を買っていたということです。
同じ時期に価格は下がっているのに機関投資家からの資金流入は増えている
ビットコイン/円 週足
ご存知の通り、2018年1月から6月末までは、仮想通貨市場の価格は下落、時価総額も急減した時期でした。
それにも関わらず、機関投資家の資金流入が増えているということは、彼らがある程度安値を買っていたことがわかります。
機関投資家の参入は5000ドルという専門家の指摘もありましたが、今年の安値である6000ドルですでに買ってきた機関投資家もいるのでしょう。
※全ての機関投資家ではありません。
まとめ
ブラックロックの仮想通貨市場参入の検討が今週は話題となりましたが、ブラックロックCEOラリー・フィンク氏は顧客からのニーズは少ないだろうとコメントしました。
しかし、グレイスケール社の役員はブラックロックに「(機関投資家が)価格の下落をチャンスと捉えている」と反論しています。
ヘッジファンドが表向きに本音を言わないのは、手の内を明かしてしまったらポジションがわかってしまう場合もあるそうです。
その真相は定かではありませんが、このレポートからわかるのは、確実に機関投資家からのニーズがあるということです。
今後の資産流入にも期待したいですね。
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