AmazonのAndy Jassy CEOが、NFT販売の可能性を認めました。
世界的なECサイトが売り出せば、大きな話題になりそうです。
これまでも世界中で、有名企業がNFTに参入する例がありました。
それだけにAmazonの動向にも注目が集まるでしょう。
AmazonとNFTの現時点の関係性についてまとめました。
要点
AmazonのCEOがNFT参入の可能性に言及
AmazonのAndy Jassy CEOは、NFT参入の可能性を認めています。
14日にCNBCで放送された「Squawk Box」で、上記の内容を語っています。
CEO自らがNFTに興味を示したことで、世間から注目が集まるでしょう。
Jassy CEOは番組内で、NFTが今後急成長するとの見解を示しました。
現在の経済界において、それだけ魅力的だと信じているのでしょう。
CEOという立場を生かし、その分野への進出を決める可能性があります。
さまざまな分野で活躍を見せてきたAmazonなので、新規顧客開拓のためにNFTを売り出す可能性は否定できません。
AmazonのNFT進出の可能性について、以下の口コミがありました。
Amazonはすでにブロックチェーン事業には参入している
Amazonには、ブロックチェーン参入の実績があります。
名称は「Amazon Managed Blockchain」です。
このときから、イーサリアム使用でブロックチェーンネットワークを作れるシステムの計画を明かしていました。
実際に2021年3月には、イーサリアムベースのブロックチェーンを作ったり管理したりできるサービスを発表しています。
名称は「Ethereum on Amazon Managed Blockchain」です。
ここでは仮想通貨としてでなく、あくまでもネットワークとしてイーサリアムを使います。
それでもECサイトらしく最新技術の有効活用が見てとれるでしょう。
ブロックチェーンビジネスに積極的なAmazonなら、NFT参入の可能性は低くなさそうです。
一般的にNFTとECサイトの相性はよさそう
Amazonが活躍するeコマース分野は、一般的にECサイトとの相性がよさそうです。
その理由として以下の2つを挙げます。
・NFT市場は成長中で、インターネットビジネスの協力が欠かせない
NFTは「非代替性トークン」とも呼ばれるデジタル資産です。
コインやお札などとは違い、現実の実体はありません。
そのため取引もデジタル空間で進めることになります。
仲介組織なしで、個人間だけでNFTを買ったり売ったりするケースも見られる状況です。
Amazonでも個人同士で新品や中古品を取引する例があります。
NFT取引にも協力すれば、新しい顧客層を取り込めるでしょう。
またNFTは近年成長中の分野でもあります。
2021年にはCoinpostにより、前年比200倍の約2兆円という年間取引高が報じられました。
それだけNFTが熱狂的な状況にあります。
Amazonはインターネット取引を前提にしたサイトなので、CEOがNFTに興味を示すのもうなずけます。
投資目的の仮想通貨とは違い、NFTはアートや音楽などの商品として楽しむ目的もあるからです。
インターネットであらゆるものを売ってきたAmazonなら、NFT取引サービスやオリジナルコンテンツで社会の役に立つかもしれません。
まとめ
AmazonのCEOが、NFT参入の可能性を認めました。
実際にNFT市場は急拡大しており、大手企業の参入例も見られます。
Amazonが注目するのもうなすげるでしょう。
以上から世界的ECサイトとNFTの、今後の関係性が注目されます。
Amazonが最終的に下す結論が気になるでしょう。