仮想通貨市場は2015年~2017年の3年間、9月から12月に価格が暴騰するというアノマリーがあります。
今回は、過去の3年間のチャートも紹介しながら解説します。
要点
・仮想通貨市場のアノマリー(季節的要因)
アノマリーとは、理論で説明できない事象のことです。金融用語では「季節的要因」として使われることが多いです。仮想通貨市場においては、過去3年間、9月から12月にかけて暴騰するアノマリー(事例)があります。
目次
過去3年間、仮想通貨市場は9月から12月にかけて価格が暴騰
仮想通貨市場は、2015年、2016年、2017年とも全て8月に価格が下落し、9月から12月にかけて価格が暴騰するという不思議な現象が起きています。
2017年の相場を知っている人は多いと思いますが、過去3年間のチャートを確認してみましょう。
ビットコイン円 日足 2017年
ビットコイン円 日足 2016年
ビットコイン円 日足 2015年
上記の3枚のチャートは、もちろん、別のチャートです。
しかし、3年とも全て8月に価格が下落し、12月へ向けて価格が暴騰しているのは一目瞭然でしょう。
あまりに似たチャートで驚いた方も多いと思います。
なお、今のところ秋から年末にかけて価格が上昇する明確な理由は確認できていません。
株式市場のアノマリー
仮想通貨市場ではなく、米国の株式市場には、10月に株を買って春先(5月ごろ)に株を売るとリターンが得られやすいというアノマリーがあります。
つまり、米国株式市場は10月から翌4月ごろまで株価が上昇しやすいという傾向があるのです(毎年ではありません)。
このように、既存の金融市場でもアノマリー(季節要因)は存在します。
米国株式市場に関しては、10月から機関投資家などのマネーが流入し、企業の決算が発表される翌年4月に株を売るためと言われています(大型連休の前に投資家が現金化するという説もあります)。
これで生まれた有名な格言が「Sell in May(5月に売れ)」です。
多くの重要材料が控える年後半の相場
もちろん、今年は年末にかけて価格が上昇しない可能性は大いにありますが、年後半に重要材料が並んでいるのも確かです。
9月30日にはVanEck/SoildX版ETF可否判断、また11月にはBakkt先物上場が予定されています。
現在、VanEck/SoildX版ETFは、2019年2月まで延長されるとの見方が多いので、まさに秋から年末にかけての相場の期待感は、1年間でもっとも高いといえるでしょう。
まとめ
繰り返しにはなりますが、必ずしも今年も価格が上昇するとは限らないので注意してください。
しかし、ここから年末にかけての3ヵ月、ビッグイベントが目白押しなのも確かです。
まずは、これらの重要視される材料が価格にどう影響を与えるかは、少なくとも注目しておきたいところですね。
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