ハッカー集団「アノニマス」、BTCを暴落させたイーロン・マスク氏に宣戦布告!!
要点
・ハッカー集団「アノニマス」がイーロン・マスク氏を名指しで警告
・仮想通貨の相場を煽ったことについては「人々の人生を破壊した」と非難
ハッカー集団「アノニマス」が
イーロン・マスクが仮想市場を操作し、
人々の人生を破壊していると非難する動画を発表しました。
6月5日に投稿されたYouTubeとフェイスブックの
動画のなかで、リーダー格の人物は
「おまえ(イーロン・マスク氏)が世界を救おうとするのは、
人類にとって現実的な懸案事項だからというより、
過剰な優越感と救世主妄想のためのようだ」
「このことは、長年おまえの指揮の下で
耐え難い状況に直面してきた従業員には
以前から明らかだった。
地域の環境を破壊している
国外のテスラのリチウム鉱山で働く
幼い子供たちにとっても明らかなことだ」
「仮想通貨市場でおまえがやったゲームは、
人々の人生を破壊したようだ」
「何百万人もの個人投資家が、自分の人生を向上させるために
仮想通貨からの利益を本気で当てにしていた。
もちろん彼らは投資の際にリスクを冒し、
仮想通貨市場の乱高下を覚悟すべきことを知っている。
だが先日のおまえのツイートは、
普通の働く人々を明らかに軽視している」
「おまえは自分が世界で一番利口だと思っているかもしれないが、
ここにおまえにふさわしい相手いる。
われらの名はアノニマス。われらは軍団だ。覚悟しろ」
とサイバー攻撃を予告し、警告しています。
イーロン・マスク氏と同様に電気自動車関連に従事したり
ビットコインに着目する著名人は多数いますが、
アノニマスは
煽りツイートで相場を動かしてきた
イーロン・マスク氏のことを
「クソのような投稿とソーシャルメディア界の荒らし行為を通じて
カルト的人気を獲得した唯一のCEOだ」
として差別化しています。
■ネットの反応
ネット上の投資家たちは、「祭り」を傍観して楽しむもの、
アノニマスに感情移入するものと様々に分かれました。
南米パラグアイ、仮想通貨導入を示唆
要点
・南米パラグアイのカルロス議員がツイッターでビットコイン導入を示唆する投稿
・「BTC」「PayPal」のハッシュタグで「今週新たな重要プロジェクトが始動」とのこと
南米パラグアイのカルロス議員が、
仮想通貨ビットコインの導入検討を
進めている可能性を示唆しました。
カルロス議員はツイッターのハッシュタグで
「BTC」「paypal」と記してから
「我が国(パラグアイ)は、
新たな世代とともに前進していく必要がある。
今こそ我らの時だ。
世界を前にパラグアイを革新すべく、
今週、新たな重要プロジェクトが始動する。」
という意味深な予告ツイートをしました。
またツイートに添付された画像では
自身の写真の顔にビットコイン支持派を示す
「レーザー・アイ」加工を加えている点も
注目されています。
なお現時点では、エルサルバドルのように
ビットコインの法定通貨化を目指しているのかまでは
明らかにされていません。
今回の記事のまとめ
■『ハッカー集団「アノニマス」、BTCを暴落させたイーロン・マスク氏に宣戦布告!!』について
・ハッカー集団アノニマスが、イーロン・マスク氏に対して宣戦布告動画を投稿
・「彼の元で従業員が苦しみ、仮想通貨のトレーダーも彼によって人生を破壊された」との内容
■『南米パラグアイ、仮想通貨導入を示唆』について
・パラグアイのカルロス議員が今週ビットコインの大型プロジェクト発表を示唆
・ハッシュタグから「PayPal」も関連するものと予測されている
イーロン・マスク氏の仮想通貨相場煽りツイートに辟易している業界人は
多々見られますが、ついに世界的なハッカー集団「アノニマス」の怒りを買って
イーロン・マスク氏個人への宣戦布告が出されてしまいました。
このことからネット上では「アノニマスもビットコインで大損させられたのでは?」
といった憶測も飛んでいますが、定かではありません。
ビットコイン相場も攻撃の詳細が明かされるまで少々冷え込みそうだと思われます。