
バイナンス、16通貨ペアを廃止へ!ネムなど
要点
・仮想通貨取引所のバイナンス、ネムやセラムなど16通貨ペアを廃止へ
・なお廃止予定日は日本時間11月28日12時

仮想通貨取引所バイナンスは25日、
 16の通貨ペアの提供を廃止する予定を発表しました。

対象となるペアは
ARK/BTC、BEAM/BTC、BTCST/BTC、BTCST/USDT、GTO/BTC、GTO/USDT、MITH/BTC、MITH/BNB、PERL/BTC、PNT/BTC、REP/BTC、SRM/BNB、SRM/BTC、SRM/USDT、TRIBE/USDT、XEM/BTC
です。
今回は銘柄自体の上場廃止ではなく、
 通貨ペアに関するもので、
 同銘柄の他の通貨ペアは依然として稼働します。
特筆すべきはSRMという銘柄です。
 SRMはソラナ基盤「OpenSerum」のセラム(SRM)であり、
 FTXの前CEO SBF氏が2020年に
 立ち上げたソラナのインフラプロジェクトです。
 FTXの破綻を受けて、セラムはコミュニティによって
 「OpenBook」としてハードフォークされました。
 今回の発表を受けてSRMは前日比-10%下落しています。
なお、廃止予定日は日本時間11月28日12時です。
■ネットの反応



XEM(ネム)/BTCの廃止を「一つの時代の終了」と懐かしむ投資家が多いようです。
バイナンス、資産証明システムリリースへ、まずビットコインから開始
要点
・仮想通貨取引所のバイナンス、ユーザーの資産証明システムをリリースする計画を発表
 
・まずはビットコイン、その後にイーサリアムなど順次他の銘柄も追加していく予定

仮想通貨取引所バイナンスは25日、
 資産証明(PoR:Proof of Reserves)システムを
 リリースする計画を新たに発表しました。
まずはビットコイン(BTC)の保有証明から始め、
 その後にイーサリアム(ETH)やBNBなど
 他の銘柄を追加していきます。
FTXの破綻で中央集権型取引所への
 信頼が揺らぐ中、
 ユーザーの全資産をカバーできるだけの
 資金があることを検証可能な方法で
 証明しようとする試みです。
ビットコインについては最初、
 日本時間の23日8時59分時点の保有状況を確認。
 今後2週間で次の確認を行い、
 この間に新しい銘柄も追加するとしています。
ビットコインについては、
 ユーザー資産の正味残高を上回る資金を有しており、
 ビットコインに対する資金の保有割合は101%だとしました。
公式ウェブサイトでは、
 ログインすることでビットコインのPoRのページを
 ユーザーが閲覧できるようになっています。
今後は、PoRの結果を第三者に監査してもらうことも計画。
 ユーザーのプライバシーを高めるために、
 「ZK-SNARK」という暗号化技術も実装するとのことです。
今回の記事のまとめ
■『バイナンス、16通貨ペアを廃止へ!ネムなど』について
・仮想通貨取引所のバイナンス、ネムやセラムなど16通貨ペアを廃止へ
・なお廃止予定日は日本時間11月28日12時
■『バイナンス、資産証明システムリリースへ、まずビットコインから開始』について
・仮想通貨取引所のバイナンス、ユーザーの資産証明システムをリリースする計画を発表
・まずはビットコイン、その後にイーサリアムなど順次他の銘柄も追加していく予定
ビットコインは本日も230万円台と低調です。