仮想通貨取引所バイナンス、イタリアで集団訴訟か
要点
・世界最大手の仮想通貨取引所バイナンスに対して、イタリアで集団訴訟準備
・同社CEO宛に「7月12日までに適切な補償が得られない場合、訴訟に踏み切る」と通達
世界最大規模の仮想通貨取引所バイナンスに対し、
イタリア及び海外投資家グループが
集団訴訟の手続きを開始したと報道されました。
投資家グループは
バイナンスが先物取引に関する独自の規則に違反し、
かつ取引プラットフォームの機能不全により、
投資機会を損失し被害を被ったとして、
投資額の返還と損害賠償を求めています。
イタリア・ミラノのLexia法律事務所は、
スイス・ブロックチェーン共同体の協力を得て、
この訴訟を支援すると発表。
バイナンスおよびCEOの
Changpeng Zhao(CZ)氏宛の書簡で、
7月12日までに適切な補償が得られない場合、
訴訟に踏み切ると通達しています。
さらに、欧州およびスイスの規制当局に
バイナンスに対する規制措置を要請し、
場合によっては
バイナンスの閉鎖を求めることも辞さない構えです。
■ネットの反応
なおビットコイン価格は現在下降気味です。
高級ホテルチェーン「ザ・パビリオンズ」が、40銘柄以上の仮想通貨決済対応
要点
・高級ホテルチェーン「ザ・パビリオンズ」が宿泊費の仮想通貨決済を発表
・BTC、ETH、XRP、XEMなど40銘柄以上の仮想通貨に対応
高級ホテルチェーン「ザ・パビリオンズ」は6日、
仮想通貨で宿泊の支払いが可能になると発表しました。
イギリスの仮想通貨決済企業のCoindirectと提携して、
ビットコインやイーサリアム、
XRP(リップル)、ネム(XEM)を含む
40銘柄以上の仮想通貨による決済に
対応するとしています。
同社のGordon Oldham社長は
今回の発表で、
「仮想通貨の決済オプションを加え、
安全と安心のサービスを顧客に提供するのは、
次なる我々の個々人に最適化された
サービスの提供における重要なステップだ」
とコメントしました。
今回の記事のまとめ
■『仮想通貨取引所バイナンス、イタリアで集団訴訟か』について
・世界最大手の仮想通貨取引所バイナンスに対して、イタリアで集団訴訟準備
・同社CEO宛に「7月12日までに適切な補償が得られない場合、訴訟に踏み切る」と通達
■『高級ホテルチェーン「ザ・パビリオンズ」が、40銘柄以上の仮想通貨決済対応 』について
・高級ホテルチェーン「ザ・パビリオンズ」が宿泊費の仮想通貨決済を発表
・BTC、ETH、XRP、XEMなど40銘柄以上の仮想通貨に対応
七夕から空けて翌日の8日のビットコイン価格は
16時現在で366万円まで下落しています。
バイナンスの集団訴訟など、投資家を不安にさせる材料はありますが
逆に「バイナンスが制裁をくらえば、仮想通貨界隈の取引が
クリーンになるのではないか」との見方も確認されました。
訴訟の判決次第では大きく上下するかも知れません。