仮想通貨取引所運営のビットバンク、ミクシィとの業務提携を発表
要点
・仮想通貨取引所運営のビットバンクがミクシィとの資本業務提携を発表
・ミクシィとセレスから資金調達をするほか、ミクシィのコンテンツとのシナジー効果に前向きな意志
仮想通貨取引所bitbankを運営する
ビットバンク株式会社は2日、
東証1部上場企業である株式会社ミクシィとの
資本業務提携を発表しました。
今後の株主比率は以下の通り。
– 廣末紀之(代表取締役社長、創業者):31.4%
– 株式会社ミクシィ:26.2%
– 株式会社セレス:22.4%
ビットバンク株式会社はプレスリリースで、以下のように述べました。
「当社の強みである仮想通貨領域における
最先端の技術力と、
ミクシィが展開する多様なサービスのユーザーベース、
コンテンツ群とのシナジー効果は大変高く、
同社と協議・検討を進めた結果、
それぞれの強みを生かし協調関係を築き上げることで、
今までにない新たな価値創出が可能になると確信しております」
資金調達の背景は大きく分けて2つある。
1つ目は、財務基盤の強化。
今回の資金調達を受け、自己規制資本比率に準じる「財務権全指数」は、150%から約400%まで上昇するという。
2つ目は、新規事業への投資。
さらに、会見ではミクシィとの提携の背景として、
フィリピンなどの新興国で急速に台頭する
NFTゲームである「アクシー・インフィニティ(AXS)」を例示。
ゲーム業界とNFT市場とのシナジーの高さを強調するなど、
ミクシィ社のノウハウやIP(知的財産)を使用した
NFT市場の参入を示唆しました。
■ネットの反応
ゲームやSNS大手のミクシィとの提携の報に
ゲームを嗜む投資家は盛り上がっています。
米テキサス州、仮想通貨法案を2つ施行
要点
・1日、アメリカ・テキサス州で仮想通貨に関する法案が2つ施行される
・テキサス州は新たなマイニングの主要拠点として世界各国から注目されている場所
米テキサス州では1日、
仮想通貨関連の法案が2つ施行しました。
テキサスはマイニング(採掘)拠点としての動向が目立つ州で、
仮想通貨規制の法整備が進んでいるところです。
1日より施行されたのは、法案HB4474とHB1576。
前者は仮想通貨を商法(UCC)の中に位置付けるもので、
後者はブロックチェーン業界を調査する
作業部会(ワーキンググループ)の設立を求める内容になります。
これらの法案は、6月上旬時点でテキサス州議会の
上院と下院で可決し、知事の署名を受けていました。
日本列島の約1.9倍に及ぶ広大な面積と
安価な電力代が特長の米テキサス州では、
中国の規制強化で同国内からの事業撤退を
余儀なくされたマイナー間では、
有力な採掘拠点候補として名が挙がっていました。
今回の記事のまとめ
■『仮想通貨取引所運営のビットバンク、ミクシィとの業務提携を発表』について
・仮想通貨取引所運営のビットバンクがミクシィとの資本業務提携を発表
・ミクシィとセレスから資金調達をするほか、ミクシィのコンテンツとのシナジー効果に前向きな意志
■『米テキサス州、仮想通貨法案を2つ施行』について
・1日、アメリカ・テキサス州で仮想通貨に関する法案が2つ施行される
・テキサス州は新たなマイニングの主要拠点として世界各国から注目されている場所
本日2日のビットコイン価格は
前日比+4.23%の550万円台前後まで急上昇しました。
仮想通貨市場全体高で、
特にビットバンクとミクシィの提携は
大きな反響を見せています。