先日、ファンドストラッド社アナリスト、トム・リー氏がCNBCの番組フューチャーズナウに出演。
そこで同氏はビットコインが2020年に過去最高値を超えると発言しました。
要点
現在の相場が強気トレンドに転換した3つの理由
Bitcoin bull Tom Lee @fundstrat says 'crypto winter' is over, new all-time highs by 2020 are 'likely' (via @CNBCFuturesNow) https://t.co/zg9gLB4pCt
— CNBC (@CNBC) April 28, 2019
ビットコインブルトム·リーは、' 暗号の冬 ' が終わって、2020に過去最高値をこえる ' 可能性 ' があると言います
CNBCの番組に出演したトム・リー氏は、現在の相場がすでに強気トレンド転換しているとし、その3つの理由を語りました。
①ブロックチェーン上での取引増加
②200日移動平均線の突破
③機関投資家の関心復帰
①に関しては、直近で話題となった新興国でのビットコイン取引の増加。
リー氏によれば、ビットコインの取引が2018年によりも増加していると指摘しています。
③はファンドストラッド社の調査で機関投資家のOTC取引が70%を占めており、これは機関投資家が仮想通貨に関心を示しているとのこと。
②は当ブログでも何度もお伝えしていますが、テクニカル面での示唆です。
ビットコインは2日の高騰以降で中長期的な指標である200日移動平均線を突破しており、ファンドストラッド社が独自で開発する指標も底打ちを示唆しているとのこと。
これらをトータルで考えれば、現在の相場はすでに強気トレンドに転換しており、2020年には過去最高値を更新する可能性があると発言しました。
ファンドストラッド社が開発するBMI指数
リー氏は直近でもコインテレグラフのインタビューに対しすでに相場が強気トレンドに転換している可能性について言及していました。
同氏はそこでBMI指数が67を超えるとき、相場は強気トレンドに転換したことを示唆すると語りましたが、短期的には最大で25%価格が下落するともコメント。
リー氏の発言の直後、テザー問題により相場は急落したので、かなり的確な分析であったでしょう。
また、その他には、過去の傾向から、今年アルトコインが単独え上昇する「アルトコインの季節」が到来するかもしれないとも分析しています。
いずれの分析にしても、リー氏が指摘するのは中長期的な観点なので、今後の相場動向を追う際は頭に入れておきたいものです。
まとめ
リー氏は28日、CNBCの番組に出演し、現在の相場について語りました。
それによると、複数の要因から現在の相場は中長期的な強気トレンドに突入していると述べました。
またそれらを踏まえ、2020年にビットコインが過去最高値(220万円)を超える可能性があるともコメント。
リー氏は直近の予想においても、BMI指数が67を超えた際は、相場が反落すると予想しており、見事に的中させています。
今回の分析は中長期的な分析になりますが、調整を経た後は相場が上昇していくのに期待したいところですね。