タイ国内最大手で老舗銀行であるサイアム商業銀行は24日、リップルに関してのツイートを発表しました。
リップル社からは何も言及されていませんが、今後注目の材料となるかもしれません。
要点
サイアム銀行がXRPの利用を示唆か
We will be using Blockchain Technology for ripple but as for XRP, you may have to wait for further announcement.
— SCB Thailand (@scb_thailand) May 22, 2019
私たちは、リップルのための Blockchain 技術を使用していますが、XRP のように, あなたは、さらに発表を待つ必要があります.
タイの国内最大級でもっとも経営が長いサムアイ銀行は23日、ユーザーの質問に答えるかたちでツイート。
現段階ですでにリップル社の技術を使うことを予定しており、さらにXRPを利用する予定があることも示唆しました。
XRPの利用については「発表を待つ必要がある」としており、サムアイ銀行、またはリップル社のアナウンスを待つ必要があるとのことですが、xRapidを使った国際送金などが考えられるでしょう。
なお、このツイートの限りではあくまで「示唆」にとどまり、発表が必ずあるとは言い切れないのは注意したいところ。
いずれにせよ、今後はどちらかの発表を待つ他ないでしょう。
XRPの直近の動き
昨日も記事にまとめましたが、今週に入ってからビットコインはやや調整気味に推移。
高値更新が続いていた相場ですが、一旦は調整の展開となっています。
5月に入ってから、アルトコインが急騰する場面がいくつかみられましたが、現在は主要な銘柄もビットコインと連動する形に。
そのため、リップルも方向がぱっとしない値動きが続いています。
XRPドル 日足
ただ、既報の通り、リップルは現在200日移動平均線(チャート赤い線)が位置する0.36ドル近辺をサポートにしているので、今後上昇する可能性は十分にあるでしょう。
今後はビットコインが再び8200ドルを超えていくか、あるいはリップル社のグッドニュースで単独で上昇する可能性もおおいにあるので、上記のサムアイ銀行の動向は頭にいれておいて良いのかもしれませんね。
まとめ
サムアイ銀行は22日、ユーザーの質問に答える形でリップル社のプロダクトを使用することを示唆。
さらにXRPを使用することも示唆したので、今後サムアイ銀行、リップル社がなんらかの発表をおこなうか注目です。
仮想通貨市場全体が調整の展開に入っているため、現在はリップルの価格も上昇しずらい展開となっていますが、中長期的には強気のチャートといえるので今後価格が上昇していくかに注目したいところです。