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南米の資金流入が米ドルを超える!価格上昇の要因とみる向きも!

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仮想通貨データサイト「Cointrader Monitor」によると、ブラジルのビットコイン取引量が米ドルを一時的に超えたとのことです。

新興国とビットコインの関係については、引き続き重要な局面が続きそうです。

要点

・新興国と仮想通貨
新興国では政局不安により、仮想通貨が買われるという現象が昨年からみられます。既存の金融市場にとってはネガティブですが、仮想通貨市場にとってはポジティブな要素となるので、今後も注目でしょう。

 ブラジルでビットコイン取引量が急上昇

ブラジルは10万ビットコインを取引し、ラテンアメリカの記録を打つ

Cointrader Monitorが10日に報告したデータによると、南米ブラジルにおいて当量が10万BTCを超えたとのこと。

さらにレアルでの取引量は過去24時間で4.75億ドル(530億円相当)に上り、米ドルの取引量を一時的に超えたとのことです。

この背景には、当日同国のGDPが前月比で減少したことにより、経済的な懸念からビットコインの買い需要が一時的に高まったとみる向きもあるようです。

 

新興国と仮想通貨の関係は今年も重要な材料か

ブラジル以外でも、昨年からトルコ、ベネズエラ、メキシコといった新興国では政局不安から自国通貨の暴落が起きており、その際に仮想通貨の取引量が急増するという現象が起きています

今年も、不安定な状況が継続しているため、仮想通貨市場にとっては引き続き重要な要素となるかもしれません。

なぜトルコリラが暴落すると仮想通貨が下落するのか!?今、金融市場に何が起こっている?

また、直近では2日の高騰相場により、仮想通貨市場がトレンド転換を果たしたという向きもあります。

仮に今後も好調な価格推移が継続すれば、政局不安が続く新興国にとって自国通貨よりも仮想通貨の方が信頼度が高いといった向きが加速する可能性があります。

そのため、新興国からの資金流入は仮想通貨市場が低迷していた昨年よりも加速する可能性はおおいにあるでしょう。

あくまでこちらは考察にとどまりますが、今年も引き続き新興国と仮想通貨市場の関係が重要なのは間違いないので注目です。

政局不安が長引けば、新興国にとって、仮想通貨の立ち位置がより大きくなる可能性はじゅうぶんにあります。

 

まとめ

Cointrader Monitorが10日に報告したデータによると、当日のブラジルレアルでの取引量が10万BTCにのぼり、米ドルの資金流入を超えたとのこと。

仮想通貨市場は良好な状態が継続していますが、今後も継続すれば、新興国からの資金流入はさらに増す可能性が考えられます。

昨年からトルコ、ベネズエラ、ブラジル、メキシコといった政局や経済が不安な地域で一時的に仮想通貨取引が急増するといった現象が起こっているので、引き続き仮想通貨市場にとっては需要なテーマとなるでしょう。

 

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