ビットコイン暴落の背景は一斉利確か!?アナリストが急落理由を分析
要点
・給湯していたビットコインが、2日間で53200ドルまで暴落
・投資家が一斉に利益確定売りに走り、それが狼狽売りを呼んだと指摘
続伸していたビットコインが前日比9%安と急落しました。
順調な高騰が続いて、
6万2千ドルに達していたビットコインが
わずか2日間で約5万3千ドルまで暴落しています。
急落のきっかけとして
10億ドル相当のBTCが
取引所Geminiに大量送金されたという
ホエールアラートが指摘されました。
売りのタイミングを探っていた投資家が
一斉に利益確定売りへと走り、
その売り圧を受けての
狼狽売りや
未決済建玉(OI)のロスカット連鎖を
発生させる形で下げが加速していった
と見られています。
一方でオンチェーンアナリストのWilly Woo氏は
「Geminiのインフローは、正しくないデータ」
と指摘し、
前述のホエールアラートを否定しました。
いずれにせよ、BTCの強気の上昇気流が
一旦崩れてしまったことは事実であり、
世界各国の投資家には
動揺が走っています。
■ネットの反応
イケイケだったビットコインの上昇相場に、
思わぬ冷や水が浴びせられた格好となりますが、
ビットコインをずっと注視してきた投資家には
前向きに「押し目」であると捉える人たちも
少なからずいるようです。
韓国、仮想通貨の脱税容疑で2千人以上が摘発
要点
・韓国の国税庁が、仮想通貨を隠匿した脱税者を2千人以上一斉取り締まり
・当局によると、隠蔽されていた脱税総額は約366億ウォン(約35億円)に上る
韓国の国税庁が
ビットコインなど仮想通貨を隠匿し、
脱税行為をしたとして
2千人以上の取り締まりを行いました。
韓国では最近、仮想通貨が人気で
取引量が急増中です。
インフレへの懸念などから
代替資産としている投資家も多い模様です。
当局によれば、隠蔽されていた総資産は
約366億ウォン(約35億円)に
上るとのことです。
韓国国税局は
国内の仮想通貨取引所からデータを収集して、
脱税者を突き止めたそうです。
韓国の税務当局は以下のように述べました。
今回の調査は、反社会的な脱税に対する
取り締まりを強化するための継続的な取り組みの一環。
我々は、高度な手法で行われた脱税も把握し、
隠された資産をただちに回収する。
今後もさらに、脱税容疑のかかる200人以上の
違反者について継続して捜査を行うようです。
今回の記事のまとめ
■『ビットコイン暴落の背景は一斉利確か!?アナリストが急落理由を分析』について
・6万2千ドルまで達していたBTCが、2日間で約5万3千ドルまで大暴落
・大口の資金移動、大量の利確者、狼狽売りなどが連鎖したと見られる
■『韓国、仮想通貨の脱税容疑で2千人以上が摘発』について
・仮想通貨取引が拡大中の韓国にて、仮想通貨の脱税容疑が大発生
・2千人以上の投資家が、隠蔽していた仮想通貨の総資産は推定35億円
ビットコインの価格上昇の勢いがいつ終わるかと
ヒヤヒヤしながら見守る投資家たちの懸念が
ついに的中してしまったような大幅急落となりました。
しかし、SNSを見る限り狼狽は新規参入者に多く見られており、
長い目でビットコイン相場を追っていた人達からは
急落を一時的として、さらなる上昇を見越す
楽観的な意見がちらほら散見されました。
買いでも売りでも不用意に動かず、冷静に経過を観察しましょう。