ビットコイン、週明けは500万円を割る下落スタート！リスクシグナル再上昇へ / ツイッター社、イーロン・マスク氏の買収からの防衛策「ポイズンピル」を発動

ビットコイン、週明けは500万円を割る下落スタート！リスクシグナル再上昇へ

ビットコインは18日
下落して500万円を割りました。

先週末の米ニューヨーク株式市場は、
米長期金利の上昇を受けて
引き続きハイテク株を中心に売られています。
米国は15日からイースター祭で3連休となっており、
手仕舞い売りも助長した可能性があるとのことです。

米国の確定申告期日は18日であることから
納税に向けた換金売りは一服したものとみられていますが、
いかんせん地合いが悪く上値は重い状況です。

ソフトウェア分析ソリューションを展開する
データ企業Swissblock Technologiesのデータによれば、
ビットコインのリスクシグナルが再び上昇しています。

4万ドルのサポートライン（下値支持線）を
割り込んだ場合のダウンサイドリスクを示唆しています。

また、ブルームバーグの米国財務省指数によれば、
利上げの影響で米ドルに対する
資本流入と米国債からの資本流出が加速し、
観測開始の1994年以来
最悪のドローダウン（-10.88％）をマークしたといいます。

一方、潜在的には良好なオンチェーンデータも確認されています。

その一つが過去最高水準のアウトフロー（外部送金）と仮想通貨取引所における
ネットポジション（売り買いのポジション差）の変化です。
潜在的な底入れシグナルと次のレッグアップを示唆していると指摘されており、
取引所における供給減は、売り圧力が和らぐことになるとの見方を示しています。

■ネットの反応

本日は株式市場のほうも前日比293円安で下落しています。

ツイッター社、イーロン・マスク氏の買収からの防衛策「ポイズンピル」を発動

SNS大手ツイッター社は15日、
イーロン・マスク氏による性急な買収を抑止するため、
期間限定の株主権利プランを打ち出すと発表しました。

この株主権利プランは「ポイズンピル」という別名でも知られており、
今回の有効期限は、2023年4月14日までと設定されています。

ツイッター社は、
今回の株主権利プランの目的について次のように説明しました。

「この株主権利プランは、
すべての株主がツイッター社へ投資する価値を
最大限に発揮できるようにすることを目的としています。
これは、あらゆる企業、個人、集団が、
既存株主に適切なコントロールプレミアムを
支払うことなくツイッター社の支配権を獲得することを
防ぎます。
またその者が、取締役会に株主にとって
最善の判断を行うための時間を与えることなく、
当社の支配権を獲得することを防ぐものです。」

なお公式発表によると、
今回の株主権利プランは、
取締役会がツイッター社とその株主にとって
最善の利益であると判断した場合は、
買収提案を受け入れることを妨げるものではないといいます。

ブルームバーグによると、ある関係者は
「ツイッター社は時間稼ぎのためにこのプランを打ち出した」
と語っていたとのことです。
このため現在の経営陣がマスク氏と話し合い、
条件や状況を熟慮した後に、
買収提案を受け入れる可能性も残すものとみられます。

関係者によると、ツイッター社は、
ソフトウェアに特化した投資会社トーマ・ブラボーなど、
現在他の買い手候補も探しているところだとのことです。

今回の記事のまとめ

■『ビットコイン、週明けは500万円を割る下落スタート！リスクシグナル再上昇へ』について

・ビットコイン、週明けは下落して500万円を割った状態でスタート

・米国のイースター祭り三連休前の手仕舞い売りがそれを助長した可能性がある

■『ツイッター社、イーロン・マスク氏の買収からの防衛策「ポイズンピル」を発動』について

・ツイッター社が、イーロン・マスク氏の性急な買収を防ぐため「ポイズンピル」を期間限定で発動

・現在マスク氏以外の買い手候補を探している最中との噂も

ビットコインは493万円台でのスタートとなりましたが

原因の比較的わかりやすい材料ですので

安定するのも早いかも知れません。