カナダで上場企業がビットコインに投資する動きが相次ぐ
要点
・カナダで上場企業が資金の一部をビットコインに投資する動きが相次いている
・今回の動きは資本の多様化における新たな取り組みとしている。
カナダで上場企業が資金の一部をビットコインに
投資する動きが相次いでいるようです。
拡張現実の技術を使った企業向けのサービスを開発する『NexTech AR』は
29日、200万ドル相当のビットコインを購入すると発表しました。
今回の購入について、NexTechの最高経営責任者(CEO)である
エバン・ゲッペルバーグ氏は
「ビットコインへの投資は、資本の多様化における新たな取り組み。
長期的に企業価値を最大化させる目的だ」
と、述べました。
来年以降も状況に応じて更に購入する可能性があるとのことです。
また、23日にはカナダのフィンテック企業『モゴ』が
約116万ドル相当のビットコインを購入すると発表していました。
■ネットの反応
カナダで上場企業がビットコインに投資している影響なのか、
ビットコインの価格が更に上昇しているようで、
多くの個人投資家がビットコインのチャートに
注目している状態になっていました
リップルの価格が更に下落
要点
・29日、リップルが30%以上下落した
・記録的な暴落となってしまった
29日、リップルが30%以上下落したことが判明しました。
これは、米証券取引委員会が米リップル社を提訴し、
米大手仮想通貨取引所コインベースがXRPの取扱いを
一時停止したことが下落の要因としています。
リップルは2週間で60%以上も下落しており、
記録的な暴落となりました。
仮想通貨トレーダーであるScott Melker氏は
今回の暴落を見て、
「XRPの価格チャート上に売られすぎであることを示す
ダイバージェンス(乖離)指標が出ているという声があるが、
間違った見方だ。
真空地帯にあり、トレードしてはいけない。
イエス・キリストが降臨して死んだヒップホップスターと
(リップル社CEOである)ブラッド・ガーリングハウスのために
コンサートを開いても(XRPは)買わない」
と、コメントしました。
米証券取引委員会は次の動きに出ている可能性が浮上
コインベースがリップル取引の一時停止をスクープした
Adam Cochran氏によると、
「米証券取引委員会はさらなる目標を定めている可能性がある」
と、話しました。
また、彼は続けて
「XRPが証券とみなされる場合は、
SECはバイナンスやフォビ等、
米に正式な拠点を置くすべての仮想通貨取引所に
法令遵守を求める可能性がある」
と指摘しました。
今回の記事のまとめ
■『カナダで上場企業がビットコインに投資する動きが相次ぐ』について
・カナダで上場企業がビットコインに投資する動きが相次いだ
・NexTechのCEOは資本の多様化、企業価値を最大化させる目的であることを発表した
■『リップルの価格が更に下落』について
・リップルが記録的な暴落をしている
・米証券取引委員会はさらなる目標を定めている可能性が浮上した
ビットコインの価格はまだ上昇を続けており、
300万ドルを突破しそうな勢いを見せているようです
多くの投資家も上昇するチャートに釘付けの様子で、
近いうちに300万ドル突破するのではないかと話題になっています