ビットコイン投資ファンド、ツアー・デミスター氏が7日、Twitterに投稿。
そこで同氏は現在のビットコインとドットコムバブル後のアマゾン株の類似点を指摘しました。
要点
現在のビットコインはドットコム・バブル崩壊時のアマゾン株?
This is no "crypto bear market" but rather a post ICO bubble bitcoin bull market. The year is 2003, 99% of dotcom IPOs are dead, and just like AMZN then, BTC today is a screaming buy. pic.twitter.com/hGMbiZbN0q
— Tuur Demeester (@TuurDemeester) September 6, 2019
これは「クリプトベアマーケット」ではなく、ポストICOバブルビットコインブルマーケットです。今年は2003年で、ドットコムIPOの99%が死んでおり、AMZNと同じように、今日のBTCは絶大な買いです。
デミスター氏は現在のビットコイン相場が、2003年に起きたドットコム・バブルのチャートに似ていることを指摘。
それを踏まえた上で、長期的に、ビットコインが絶好の買い機会だと指摘しました。
確かに、ドットコム・バブル時も無数のIT企業が設立、株価が暴騰した後にバブルが弾け、それらの企業は消えていきました。
しかし、その中で生き残ったのが、アマゾン、アップル、グーグルといった現在の世界を牽引する企業です。
専門家の中には、デミスター氏のように、現在の仮想通貨市場とドットコム・バブルを比較するものも多くいます。
仮想通貨市場の行方は
デミスター氏の指摘のように、アルトコインに関しては、17年末のバブル後から現在まで、長きに渡って価格が低迷しています。
米著名投資家であるマックス・カイザー氏も、デミスター氏と同じ見解を示しており、ドットコム・バブルのように多くのアルトコインが死滅すると今年の春に述べました。
仮想通貨市場が完全復活を果たすには、一般的にビットコインよりもリスクの高いといわれるアルトコイン全体の価格上昇は必須でしょう。
もちろん、デミスター氏、カイザー氏の指摘が必ずしも正しいとはいえませんが、今後アルトコインがさらに低迷を続けるのか、ビットコインが長期的に上昇していくのかはドミナンスといった指標を参考にしつつ推移を見守っていきたいものです。
まとめ
ビットコイン投資ファンド、ツアー・デミスター氏は7日、Twitterに最新の分析を投稿。
それによると、現在のビットコイン市場はドットコム・バブル崩壊時のアマゾン株に似ているとして、絶好の買い機会だと述べました。
デミスター氏以外には、著名投資家、マックス・カイザー氏などが類似点を指摘しているので、今後もドミナンスやアルトコイン市場に注視しつつ、似たような動きを辿るのか動向を見極めたいところです。