ビットコイン投資家、未だ仮想通貨の価格上昇について強気を維持
要点
・仮想通貨企業がVoyagerのプラットフォーム上の投資家にアンケート実施
・結果、回答者の8割超がビットコイン価格はまだまだ伸びると自信を抱いていた
仮想通貨企業Voyager Digitalが、
Voyagerのプラットフォーム上の
高頻度トレーダー3671人に調査を行った結果、
回答者の81%はビットコイン価格の急落の後でも、
仮想通貨の未来に自信を持っていると判明しました。
また調査の回答者の87%は、
次の四半期に仮想通貨の保有を増やす予定である
とも回答している。
さらに回答者の約39%は、
ビットコイン価格が2021年第3四半期末までに
5万6000ドル~7万ドルになると予測、
28%が4万1000ドル~5万5000ドルになると予測
しています。
ビットコインが7万1000ドル以上になると考えているのは、
回答者の18%です。
回答者が強気であるとしたアルトコインの中では、
55%がカルダノでもっとも人気でした。
次はドージコイン(DOGE)で11%、
チェーンリンク、ポルカドットが続きました。
■ネットの反応
急落後も5万ドル~7万ドルになるとの予測が
これだけ多いのは、とんでもないことだと言えます。
イーサリアムのガス代平均が1ヶ月で激減
要点
・イーサリアムブロックチェーンのトランザクション手数料を示すガス料金が過去一ヶ月で90%減少
・「ETHのトランザクションが、仮想通貨市場の暴落により大幅減少したこと」が主要因として挙げられた
The Blockの提供するオンチェーン・メトリクスデータによれば、
イーサリアムブロックチェーンのトランザクション手数料を示す
「ガス(Gas)料金」の7日間移動平均は、
ピーク時の45ドル(約5,000円)近くから4.5ドルまで低下。
過去1か月で90%近く下落しました。
The Blockのレポートはこの点について、主に3つの理由を指摘しています。
1つ目の最も大きな理由は、
高騰局面で跳ね上がっていた、
分散型金融(DeFi)と非代替トークン(NFT)における
ETHのトランザクションが、
仮想通貨市場の暴落により大幅減少したこと。2つ目の理由は、イーサリアムネットワークの代替として、
「ポリゴン(Matic Network)」など
レイヤー2スケーリングソリューションの
使用率急増の影響。3つ目の理由は、Flashbotsトランザクションの使用増加。
なお、イーサリアムのコア開発者は、
ガスシステムについての改善案「EIP1559」の実装を決定しており、
7月頃に予定される「ロンドン」アップグレードで導入される模様です。
今回の記事のまとめ
■『ビットコイン投資家、未だ仮想通貨の価格上昇について強気を維持』について
・仮想通貨企業Voyager Digitalが自社プラットフォームの投資家にアンケートを実施
・回答者の87%が次の四半期に仮想通貨の保有を増やす予定だと回答
■『イーサリアムのガス代平均が1ヶ月で激減 』について
・イーサリアムブロックチェーンのトランザクション手数料を示すガス料金が前月比で激減
・現在ピーク時は4.5ドルとなっている
17日のビットコイン価格は430万円を上抜けています。
4万ドルまではあと一歩届きませんが、現在は順調に推移していると
言って良いでしょう。
国内の投資家達もちらほらとロングで入る人も見られます。