ビットコインは3月3日に急上昇をしましたが、
3月5日の午前3時ごろにかけて急上昇分の値を消し、短期サポートをブレイクしています。
本格的な上昇相場入りしたかに見えましたが、
どうやらレンジ相場を少しはみ出しただけだったようで、
再びレンジ相場に突入した可能性が高くなっています。
ビットコインの3月5日の概況について解説します。
(この記事は3月5日の午前7時に書いています。)
3月4日からの動き
3月4日の早朝には弱気な動きを見せていたビットコインですが、
3月4日の9時から一旦上昇の動きを見せ、午前11時には554万円まで上昇します。
株式市場が大きく売られ日経平均が暴落している中、
マインド的には強気になる要素は無かったのですが、
ここ2週間、日本時間は出遅れ組からが買い上げており、
この日も同じ動きを見せた格好になりました。
ただ、高値の563万円には及ばず、短時間で前日比マイナスに転じ、
その後も前日価格位で推移していたものの、
3月5日の午前3時に切り上がってきた短期サポートをブレイクして再び動きが鈍くなっています。
短期サポートを消したことは市場マインドが安定していないといえ、
3月4日の記事で書いた通り今は上昇相場入りしているのではなく、
レンジ相場内にいる可能性が高くなっています。
今日のサポート&レジスタンス
3月5日は底値を確かめに行く展開になりそうです。
最近の傾向となる日本時間の上昇が空振りすると、
中期サポート付近の502万円を試す展開になるでしょう。
レンジ相場内であるとすると今の水準は高い位置にありますので、
レンジ下限を意識する動きには注意が必要です。
短期サポートはブレイクされたばかりでまだ出ていなく、今の水準から下がらなかった場合、
3月5日の夜間に発生するでしょう。
レジスタンスの方は、短期レジスタンスが545万円まで切り下がってきています。
3月5日までにこの水準をクリアできれば、警戒感はかなり無くなります。
先週は金曜日から土日にかけて下がってきているため、アノマリーにも注意が必要です。
まとめ
3月5日の午前3時に短期サポートをブレイクし、
ビットコインはレンジ相場に再び突入した可能性が高くなっています。
短期サポートはブレイクされたばかりで、
本日は中期サポートの502万円を試す展開が発生するかもしれません。
レジスタンスは545万円のところにあり、ここを抜ければ警戒感は薄れるでしょう。
先週は金土日にかけ下がっているため、慎重姿勢が強まる可能性があります。