ビットコインの7月28日の動きは、再び直近の高値である444万円を更新し、449万円まで上昇しました。
レンジ相場の上限は6月21日につけた455万円にあり、警戒感は強いですが、
今回はスピードが違うことに加えて、調整の下げが限定的で、上に押し出される形でレンジを脱出する可能性が高そうです。
ビットコインの7月29日の概況について解説します。
(この記事は7月29日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
7月28日午前7時からの動き
7月28日午前7時、421万円で推移していたビットコイン、朝から元気な動きを見せ、
428万円の短期レジスタンスを簡単にブレイクし、午後8時には449万円まで上昇、
直近高値の444万円を超え中期レジスタンスもブレイクします。
レンジ相場の上限が455万円付近にあるため、450万円間近は一応警戒が強まり、
29日午前2時には428万円まで売られるも、下げは限定的となり午前7時現在、
440万円の高値付近に戻す展開です。
上に押し出されレンジ脱出?!
現在の動きをレンジ相場の範疇と考えると、6月16日につけた455万円の上限値が近いのですが、
下げが限定的で押し目のチャンスがなく、下げ待ちの買い手が我慢できずに動いてくる可能性があります。
レンジと見ている売り手も下げが発生しないため、時間と共に疲弊していき踏み上げられそうです。
ビットコインは高値警戒感が強いうちは経験上下げないことが多いため、
今回は上に押し出される形でレンジ相場を上抜けする可能性の方が高いと考えます。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは、短期サポートが407万円の位置にありますが、
夕方には425万円の位置まで切り上がります。
上昇スピードが速く、いつ大きな売りが発生してくるかわかりませんので、
午前中から425万円を切ったら、一度逃げて様子を見てもいいでしょう。
レジスタンスは短期レジスタンスが451万円の位置に、中期レジスタンスは7月30日の朝に発生します。
押し上げられる動きに逆らって売るとダメージが大きくなるため、
売りは短期サポートが消えるまで見送った方が良さそうです。
まとめ
ビットコインは再び直近の高値を更新し、レンジの上限に近づきました。
急ピッチの上昇や、レンジの上の方に来たことにより警戒は強いですが、下げは限定的なため、
上に押し出される形でレンジ相場を脱出する可能性の方が強そうです。
マインドが一気に変化する可能性もあるため、425万円を下抜けたら一度様子を見てもいいでしょう。