週明けのビットコインの動きは、日本時間に売られたものの、
あっという間に買い戻される動きになり、欧州時間には500万円の大台を突破しました。
5月16日以来の500万円台で、8月相場に更に弾みをつけていきそうです。
ビットコインを更に後押しする材料に、予想ボラティリティが低位安定していることが挙げられます。
ビットコインの8月10日の概況について解説します。
8月9日午前7時からの動き
8月9日午前7時、487万円で推移していたビットコイン、午前10時には472万円まで売られるも、
短期サポートブレイクには及びません。
午後からは売り込まれることなく、欧州時間の午後7時に入ると上昇、500万円の大台を超え、
短期レジスタンスをブレイクします。
その後、8月10日午前3時に510万円まで上昇し、午前6時に494万円まで売られるも、
午前7時現在は再び505万円に戻しています。
逆張り思考の強い日本時間に売りが出て、欧州時間からしっかりする、下落時とは逆の理想的な動きです。
予想ボラティリティ低下で上昇?!
7月終盤からかなり上がってきていますが、
現在の30日間の予想ボラティリティ指数は本日時点で3.25%と安定的な水準を保っています。
参考(ビットコイン予想ボラティリティ)・・・https://www.buybitcoinworldwide.com/ja/volatility/
5月の急落前は6%以上ありましたが、7月から更に下がり、
現在は通常時と言って良い水準まで落ち着いてきています。
予想ボラティリティが低い場合、市場参加者が大きな変動を予想していないため、
5月のような急落の懸念は小さく、急落時に持ち直すことが多くなります。
予想ボラティリティが低位安定しているうちは、買い中心に動いた方が良さそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは前日に日本時間で調整が入ったため、短期サポートが469万円、
中期サポートが465万円の位置にあります。
短期サポートは今の動きだと、日付が変わる頃に491万円まで切り上がるため、
NY時間からの下落は注意が必要です。
レジスタンスは現在発生していない状態で、早くても午後から短期レジスタンスが発生する程度です。
10日は日柄が悪い日ではあるため、短期サポート割れには注意した方がいいでしょう。
まとめ
ビットコインは5月16日以来の500万円台回復となりました。
予想ボラティリティが低下しており、まだまだ上昇は続きそうな動きです。
10日はアノマリー的に日柄が悪いため、短期サポート割れには引き続き注意しましょう。