ビットコインの8月17日からの動きは、午前9時に硬いサポートの495万円をギリギリ死守したにもかかわらず、
NY時間に下落し底抜けの状態となりました。
低下傾向だったボラティリティが切り返し気味で、10%程度下げる中規模調整の気配が漂ってきています。
ビットコインの8月18日の概況について解説します。
(この記事は8月18日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
8月17日午前7時からの動き
8月17日午前7時、503万円で推移していたビットコイン、午前9時の東京時間開始と共に、
495万円まで売られます。
ただ、前日記事の
『【8月17日概況】ビットコイン週明けも下落!495万円割れなら調整不可避の様相?!』
で書いた495万円のサポートは、長期間崩れていない強いサポートだったため、ここは簡単に抜くことは出来ません。
495万円を維持したことから、切り返しの動きとなり、
午後8時には515万円まで戻し再び高値を捉えるかのような動きになるも、NY時間で売られ、
午前5時に495万円割れ、487万円まで下落し、午前7時現在は491万円で推移しています。
予想ボラティリティが上昇
動きがイマイチの原因の一つに、ビットコインの
予想ボラティリティが、
低下傾向から切り返し気味になっている事が挙げられます。
ビットコインの30日間の予想ボラティリティは、3%割れ寸前でしたが、
ここに来て3.5%に戻る不穏な動きです。
予想ボラティリティ上昇は、今後の平穏に上昇を続けるよりも、
短期間で8-15%下がる大きな売りが出る、中規模調整を伴うことを示唆しているかもしれません。
7月後半からは買い一辺倒のスタンスで問題なかったのですが、
これからはポジションをうまく入れ替えたほうがいいかもしれません。
ビットコイン予想ボラティリティ・・・https://www.buybitcoinworldwide.com/ja/volatility/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは短期サポート、中期サポート共にブレイクされた状態から始まります。
今の動きが続くとして、夕方からサポートが発生しますので、
この時間までは様子見をしてもいいかもしれません。
レジスタンスは短期レジスタンスが517万円の位置にあり、深夜にかけて降りてくる予定です。
NY時間に切り上げ、500万円回復をしないと、上値の重さが意識され、
徐々に下げ優勢になる可能性があるでしょう。
まとめ
ビットコインは495万円の大底を割れてしまいました。
予想ボラティリティが下落しており、今後中規模レベルの調整が入る可能性が出てきています。
買い一辺倒の戦略は一度見直す時かもしれません。