ビットコインの8月18日の動きは、日本時間の朝方に一段安、その後切り返しの動きになったものの、
NY時間深夜に売られ、上昇分を飛ばしています。
2日続けて夜間から下落しており、
動きに勢いがなく、不協和音を感じせざるを得ません。
アノマリー的にパフォーマンスが悪化する日に入ってきており、
本日から来週半ばまでは特に注意が必要そうです。
ビットコインの8月19日の概況について解説します。
(この記事は8月19日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
8月18日午前7時からの動き
8月18日午前7時、491万円で推移していたビットコイン、午前9時に485万円まで売られるも、
日本勢による特攻が見られ持ち直しの動きになります。
欧州時間、NY時間の立ち上がりに入っても、大きな売りは出て来ず、
日付が変わる頃には505万円まで上昇するも短期レジスタンス超えには一歩届かなく、
日本人が寝たと思われる時間から潮目が変わります。
19日午前3時から下落一辺倒となり、午前6時には487万円まで下落、
午前7時現在は492万円と前日より位置に戻り値を消した展開です。
買い勢力のシナリオは方針転換か?!
7月後半から本格的な下げが無く上昇していたビットコインですが、ここに来て方向感を失いつつあります。
今まで買い上げていた層がポジションを落とし始め、出遅れ組が買い上げているような動きで、
強気と弱気が交錯しどっちつかずとなっていると考えます。
急激な上昇で買うチャンスが無かった日本人は少し下がると飛びつくため、日本時間は底堅位のかもしれません。
今後の動きを左右するキーパーソンは出遅れ組になるでしょう。
アノマリー的に暴落が発生しやすい日にちになっているため、
来週半ば位までは大調整に注意したほうが良さそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日はサポート、レジスタンス共に殆ど動きがありません。
サポートは短期サポートが現在、484万円の位置にありますが、夕方に485万円に切り上がります。
レジスタンスは短期レジスタンスが変わらず508万円の位置にあります。
夜間から深夜にかけて上昇できない限り、レジスタンスを中々ブレイクできないでしょう。
まとめ
ビットコインは日本時間から底堅かったものの、日本人が寝静まったところを狙われ、元の位置に戻っています。
夜間から下落することが多くなっており、今まで買っていた勢力が方針転換をしているかもしれません。
来週半ばまでは油断できない相場が続きそうです。