ビットコインは9月入りして以降、上への方向感を少し出し、
9月2日午後11時にようやく550万円の大きな壁を突破しました。
9月はこのまま順調に上昇してもらいたいですが、本日は米国の雇用統計、
来週はエルサルバドルのビットコイン法案施行と注目ポイントが多くあります。
9月のビットコインの動きは、本日からが本番と言えるでしょう。
ビットコインの9月3日の概況について解説します。
(この記事は9月3日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
9月2日午前7時からの動き
9月2日午前7時、532万円で推移していたビットコイン、この日は売り物も出ず上を目指す展開になります。
午前11時には545万円まで上昇し中期レジスタンスをブレイク、その後550万円の攻防に入り、
午後11時には551万円まで上昇し、長らく苦戦していた550万円の壁をようやく越えます。
その後は午前7時現在、545万円で推移する展開です。
9月の動きは本日からが本番
9月入りして方向感を取り戻しつつあるビットコインですが、9月の動きは本日からが本番となります。
夜間には米国雇用統計が控えており、この数値が極端に強いと米国金融緩和解除を加速させる懸念から、
ビットコインにもリスクオフの動きが出る可能性があるでしょう。
来週にはエルサルバドルのビットコイン法定通貨法案の施行が迫っており、
成功か失敗かでマイナス材料視されそうです。
アノマリー的にもその月の動きが出てくるのは、週初めではなく3日以降になることが多く、
本日東京時間から売られ、欧州、NYも下落の流れを引き継ぐと、
9月のピークは551万円で息切れ懸念が強くなります。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは現在517万円の位置にありますが、夜間には538万円まで切り上がります。
夜間から売られると、大きな下げの動きになりそうです。
レジスタンスはブレイクされておりますが、午後から554万円の位置に短期レジスタンスが発生するため、
この水準を抜けて加速できるか注目です。
554万円手前で失速、もしくは加速しない場合は夜間にかけて墜落の懸念が高まります。
550万円を再び超えれず離れていく場合は、目標達成感が出ている可能性もあるでしょう。
まとめ
ビットコインは重しになっていた550万円をわずかに超えましたが、その後加熱する動きになっていません。
本日から注目ポイントが多く、9月相場の本番は本日からになりそうです。
直近満足感が出ているため、夜間からの下落に注意しましょう。