ビットコインの9月7日の動きは、570万円の大台を突破し、横ばいの推移となりました。
上昇後の売りを吸収して底堅い展開を見せています。
本日からエルサルバドルビットコイン法案が施行され、混乱が予想されますが、
直近の動きは強いためビットコイン価格に影響を及ぼさず、問題なく通過する可能性が高そうです。
ビットコインの9月7日の概況について解説します。
(この記事は9月7日午前6時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
9月6日午前7時からの動き
9月6日午前7時、564万円で推移していたビットコイン、日中は564万円〜570万円の横ばいの推移となります。
動きがなく値固めをしていましたが、午後9時には動きが出始め、572万円まで急騰した後、
560万円に落ちるも、午後6時現在は569万円まで戻して推移する、底堅い展開となっています。
エルサルバドルビットコイン価格も問題ないか
チャートは9月6日午後9時のドルベース15分足です。
1時間でその日の高値を更新し、2.3%下げてその日の安値をつけていますが、
売り込まれる動きにはなりません。
上昇相場においては、小規模の下落は次のサポートとして機能するため、
程よい温度に冷やされたと言えそうです。
本日の日付けが変わる頃から、エルサルバドルのビットコイン法案が施行されます。
国民の7割が反対しており、殆どの国民がビットコインという資産がなんなのか理解していないため、
根付く事なく失敗に終わる見通しは高そうですが、元々エルサルバドルが及ぼす影響は小さなものですので、
直近の値動きの強さで問題なく通過する見通しの方が強いでしょう。
本日はまだ、流れに逆らい逆張りは手がけにくい展開です。
今日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは午後から短期サポートが558万円の位置に切り上がってきます。
ここを割れると一気に中期サポートの540万円を目指す可能性があるでしょう。
レジスタンスは、短期レジスタンスが574万円の位置に発生し、爆発ポイントは576万円のままです。
576万円付近で止まってくるようだと、危険な兆候になる場合があるため、
日中から難なく抜けておきたいところです。
まとめ
ビットコインの週明けの動きは、横ばいも底堅い動きとなりました。
総じて動きは強く、本日はエルサルバドル法案施行の日ですが、
直近の強さで問題なく切り抜けそうな動きです。
576万円付近を難なくクリアして、上に行けるかが本日の注目点となります。