ビットコインの週明けはボラタイルとなり、売り手も買い手も短時間で焼かれる両面焼きの動きとなりました。
暴落以来の出来高となっており、短期的には売りが休みモードに入りそうな雰囲気です。
ビットコインの9月14日概況について解説します。
(この記事は9月14日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
9月14日午前7時からの動き
9月14日午前7時、498万円で推移していたビットコイン、
先物市場が開いた後の買いで午前8時には短期レジスタンスを突破して510万円まで上昇します。
その後は再び売りに押され、午後5時に486万円まで下げるも中期サポートが機能し、
午後10時には突如15分程度で515万円まで上昇、上への動きが出たかのように『見せかけの上昇』が発生します。
ところが次の15分であっという間に下げ安値の486万円を下回り、478万円まで下落、
その後は落ち着きを取り戻し、495万円で推移する展開です。
両面焼き発生!出来高増で短期反発か?!
今回はチャートのように、16分で4.5%上昇し売り手を焼いてから、その後の17分で5.8%焼く、
いわゆる両面焼きの異常な動きとなりました。
相場の参加者の意図は不明なものの、今回の動きは、
- 単純に大きな買いが入り急騰するも、大きな売りが入って下落した
- 今回の相場を作っている短期筋のクジラが、買い玉を捌くため買ってから売り込んだ
の2つが考えられ、直近同じ動きが見られ、後者の可能性が高いと考えます。
今後は今回の動きで、かなり強引な動きになったため、出来高が急増し短期筋のクジラのポジションはかなり捌け、
本日は売りが軽くなり短期反発が期待できそうです。
ただ、今まで相場を牽引していた買い手は不在となるため、大きな反発は期待できません。
525万円程度で止まる可能性が高いでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、午前9時現在、昨日の安値を起点として475万円、474万円の位置に発生しています。
この位置に近づく、あるいは下回っても動きが小さいなら逆張りでもいいかもしれません。
レジスタンスは短期が518万円、昨日唯一残った中期レジスタンスは522万円の位置にあります。
9月14〜16日にかけて短期反発が期待できるも、
日本人の買い手は、両面焼き以前から、かなり大きく振り回されており、
既に疲労困憊で日本時間は売り優勢になる可能性があります。
まとめ
ビットコインの週明け相場は両面焼きが発生し、短期的な雰囲気が変わって来ています。
本日から短期反発が期待できる場面となり、安くなったところでは逆張りを狙ってもいい局面になりそうです。