ビットコインの9月15日の動きは、短期上昇でしっかりの展開になりした。
ただ、上値余地が乏しくなる位置から強い動きは出来ておらず、
更に来週の水曜日はビッグイベントのFOMCが開催されるため、
本日からは警戒感を強めておくべきタイミングに移行していくようです。
ビットコインの9月16日の動きの概況について解説します。
(この記事は9月16日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
9月15日午前7時からの動き
9月16日午前7時、511万円で推移していたビットコイン、
午前10時に520万円まで上昇し短期&中期レジスタンスをブレイク後、少し足踏みをしましたが、
午後7時から再び上昇をしていきます。
9月16日午前1時には530万円まで上昇し、午前7時現在は525万円で推移している展開です。
売り手と買い手を焼く両面焼き後、大きな売りが降ってこず短期上昇の動きが継続しています。
本日からFOMC警戒モード?!
9月21日〜22日にかけて、FOMCが開催予定で、1週間前に迫っています。
最近のビットコインは米国の金融緩和解除見通しを警戒する動きが強く、
FOMC直前までは油断は禁物な相場です。
今月の米国雇用統計の数値は悪く、利上げペースを早める環境にはありませんが、
インフレを嫌う動きの方が強ければネガティヴサプライズになりうるかもしれません。
利上げペースがどちらに転ぶにせよ、警戒の動きはプラス材料にはならないため、
買いは慎重に行ったほうがいいでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは短期サポートが505万円の位置に切り上がっています。
両面焼き後に下げが発生していないため、切り上がりペースが早く、
午後からは509万円に切り上がり、深夜帯には516万円へと切り上がります。
ここまで短期サポートを割らずにいいペースを維持していますが、
大きな売りで短期サポートがブレイクされると、再び500万円まで調整される可能性があり、注意が必要です。
レジスタンスは短期レジスタンスが正午から533万円の位置に発生します。
530万円突破に時間がかかる、もしくは530万円を超えた後にイマイチな動きが続くと、
短期トレーダーからの利食い売りに押されるでしょう。
まとめ
ビットコインは順調な戻しが発生し、530万円まで回復しています。
ただし、来週はFOMCが予定されており、本日からは調整の売りが出て来やすい環境です。
買いは慎重になるタイミングで、急落への警戒は怠らないようにしましょう。